特別企画 みかん狩りバスウオーク 源 頼朝 海運の道と湯河原歴史探訪 |
2009年 11月19日(木) |
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天気:曇りのち雨 参加者:82名 距離:約7km |
コース:藤沢駅南口前→(バス)→湯河原駅前→城願寺→五所神社→福泉寺→2・26事件の碑→万葉公園→観光会館(昼飯)→(送迎バス)→ホテルあかね→みかん狩り→ホテルの温泉・休憩→(バス)→藤沢駅南口 |
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土肥次郎実平の銅像 湯河原駅前 | 城願寺 ビャクシンの大木(樹齢800年) | ||
五所神社 | 福泉寺 首大仏 | ||
千歳川 | 千歳川の紅葉 | ||
2・26事件現場(光風荘) | 万葉公園太子堂 サルの親子 | ||
万葉公園 足湯独歩の湯の全景 | 観光会館脇の紅葉 | ||
雨のみかん狩り | ホテルあかね 送迎バスを待つ |
特別企画、恒例のみかん狩りバスウオークである。湯河原の歴史を訪ね歩き、ホテル直営のみかん園でみかん狩りと温泉を楽しむ。 重く垂れこめた曇り空、真冬並みの寒さのなか藤沢駅南口から、参加者82名がバスに乗り込み、7時過ぎに出発した。湯河原駅前に予定通り9時過ぎに到着、ここで降りて土肥次郎実平の銅像を見る。源頼朝が旗挙げ800年を記念して建立、郷土の武将、土肥次郎実平と妻の銅像である。東海道線潜り坂を上がると城願寺に着く、石段を上がったところには、天然記念物ビャクシンの大木(樹齢800年)が覆いかぶさっていた。ここは、土肥一族の墓、頼朝7騎堂がある。次に東海道線沿いに下っていくと、午前中は雨は降らないと思っていたら、早くもポツポツと冷たい雨が落ちてきた。今日もまた雨のウオークなった。新幹線を潜ると五所神社に着く、奈良時代に建立された由緒ある神社で、土肥次郎実平が石橋山の戦いで、戦勝祈願し名刀を奉納した。みなさんも健康と次回は晴れること祈願しお参りした。 雨はいよいよ本降りとなり、傘をさしながら神奈川と静岡の県境を流れる千歳川沿いの温泉街を歩く。橋を渡りすぐに、福泉寺のめずらしい首大仏(肩から上)を拝観した。名古屋城主・徳川光友公が亡き母を弔うために造った陶製の釈迦像である。戦後この寺に奉納された。さらに、上流を目指し川沿いを歩く、ところどころ紅葉が目につく。万葉公園の入口で藤木川を渡ると、湯河原における2・26事件の案内があり、ここがクーデター未遂事件に関係していたことに驚き、昭和初期に思いを馳せる。森に囲まれた万葉公園に入り、太子堂ではサルが4、5匹で戯れていて、時折こちらを見ている。さらに行くと狸福神社がある。湯河原温泉は狸によって発見され、人間に化けて温泉の効能を言い伝えられ有名になったといわれている。公園内には、国木田独歩の碑、大きな円形の足湯・独歩の湯がある。この雨ではだれも利用していない。そうそうに切りあげて観光会館に11時ころに到着、休憩室で昼食をとる。 予定より早く、迎えの小型バスでホテルあかねに向かい、12時過ぎに到着。早速雨の中、ホテル直営のみかん園に行き、網袋をもらい急な斜面に取りつき、試し食いをしながら網袋いっぱいに詰め込む。帰りはホテルまでの急な坂道を上がる。冷えた体を温泉風呂で十分に温まり、後は大広間でゆったりと過ごし、最後に恒例のSさんのハーモニカ伴奏でみかんの咲く丘、ふるさとを全員で合唱して楽しいひとときはお開きとなった。 15時にホテルバスでバスのところまで送ってもらい、2台のバスに乗り込み、17時15分に藤沢駅南口へ早めに到着した。 当協会は、3回続けての雨ウオークとなりついてないが、予定通り湯河原の歴史を訪ね歩き、みかん狩りと温泉とそれなり楽しめたと思います。(K・I) |