枯葉を踏んで 2009年
12月12日(土

天気: 参加者:294名 距離:13km 24km(コース変更のため正味20km?)
コース:奥田公園→新林公園→笛田公園→鎌倉大仏→銭洗弁天→葛原が岡神社(昼食)→北鎌倉駅(ショートゴール)→本郷台駅

新林公園 公園内の旧福原家長屋門
公園内で枯葉を踏みながら 笛田公園からの富士山
銭洗弁天前の急な道 源氏山公園 最後の紅葉
歩行者用トンネルを潜る 今泉への道 トンネルを潜る

写真:石井

 藤沢(奥田公園)から鎌倉の山々(大仏ハイキング、六国見山、散在ヶ池)を落葉踏みながらのウォーキングである。残念ながら昨日の雨で足元が滑りやすく危険ということで、山歩きはすべてカットされた。
今日は、昨日の冷たい雨(気温7℃)から一転して、暖かい小春日和(気温18℃)となり、寒暖の差が大きく近頃天候がおかしい、これも温暖化の影響なのか、体が順応するのが大変のようだ。

昨日来の雨も上がり、奥田公園に集合するころには、好天に恵まれ300人ものみなさんが集まった。9時15分に出発、さっそく藤沢市街の近く自然がいっぱいの新林公園に入り、最近移築復元された立派な福原家長屋門を潜り、さらに移築された古民家(旧小池家)を通り、山の散策路に入る。山道は濡れ落葉で覆われ、すべりやすく足元を取られる人も何人かいた。本日唯一の枯葉を踏みながらのウォークとなった。急な上がりに苦労して公園の出口で一休みする。
ここから、西鎌倉の閑静な住宅街を、四、三、一丁目と縫うように通り、鎌倉山ロータリーの交差点を経て笛田地区に入り、急な階段をジグザグに上ると笛田公園に着く。ここから、麓まで真っ白な富士山が雲の上にきれいに眺めることが出来た。そんな富士山に歓声があがり、さかんにシャッターを押す。ここでしばらく休憩、少年野球を観戦したりして思わず応援に力がはいる。

11時10頃ころ出発、ここで昨日の雨で山道は危険ということで、大仏ハイキングは取止めになり、一般道を行くことになった。藤沢・鎌倉線に出て外人達の観光客で賑わう大仏さまの先で左折して、鎌倉市役所の道に出て、銭洗弁天通りに入る。この辺りくると人も多く、人力車ともすれ違う。やがて急な道に汗をかき、葛原が岡神社に12時ころ到着、ここで小春日和の日射しを浴びて、また時折姿を見せるトンビに怯えながら昼食をとる。周りには、まだ紅葉が残っていて、暖かい陽に最後の輝きを見せている。
12時45分に集まり一次解散式を行い、ロングコース(24km)は、六国見山、散在ヶ池公園と枯葉を踏んでのメインコースであったが、大幅にカットして直接一般道を本郷台駅に向かうとの説明があった。なにより安全が優先。

先にロングコースが出発、東爪ヶ谷の小川が流れる谷間の住宅地を下り、ところどころに名残の紅葉をながめ行くと、北鎌倉駅前の道に出る。ショートコース(13km)は、ここがゴールとなる。純和風の建物が珍しい小坂郵便局から横須賀線の踏切を渡り、線路沿いをしばらく歩き、小坂小学校前を経て、今泉に向かう狭い道のトンネルを二箇所ほど潜り抜け、今泉で予定のコースに出会い、岩瀬地区を歩き大長寺で鎌倉街道に出る。さらに鎌倉女子大前の立派に整備された原宿・六浦線を行き、公田の交差点で横断し、ゴールの本郷台駅に14時過ぎに到着、予定より1時間ばかり早く着いた。

今日のテーマは、枯葉を踏んででしたが、新林公園でちょっとだけその感触を味わった。すこし不満は残るが、これから年末、年始を向かえるのに怪我でもしたら大変、次に期待しましょう。(K・I)