ウオークメイト
初冬の辻堂海岸
2009年
12月18日(金

天気:快晴 参加者:67名 距離:10km
コース辻堂駅前公園→浜竹通り→汐見台公園→辻堂海浜公園→長久保公園(昼食)→宝珠寺→明治市民センター(ウォーキング教室・解散)→辻堂駅

源頼朝公落馬地(画面クリック拡大) 松下政経塾
汐見台から望む富士 134号線跨線橋からの富士、邪魔者が二人
辻堂海浜公園 長久保公園内 ユーカリは常緑樹
長久保公園内 パンジーが綺麗 真言宗八松山宝珠寺 

写真:八柳

 本年最後のウォークメイト、最低気温3度、日中の最高気温は9度、風もあったが、終日、良いお天気で富士山が各所から観られた。
10時15分、辻堂駅前公園を出て、間もなく辻堂二丁目17に「源頼朝公落馬地」という案内板があった。大方の人は気がつかなかったようなので、紹介します。「1198年12月27日、頼朝が相模川橋供養の鎌倉への帰途、八的ヶ原(辻堂)で落馬、それが原因で1199年1月13日、53歳で亡くなった」という。あまり確かな事ではないようだが、落馬が原因で頼朝が亡くなった事はあまり知られていないことだ。
茅ヶ崎市に入り、浜竹通りというバス道を海に向かって歩く。富士見町というバス停、昔はここから富士山が観られたのであろう。東浜須賀という交差点から鐘がある高い塔が見られた。それは松下政経塾であった。松下幸之助が71年、私財を投じて設立したもの、今を時めく多くの政治家が育っている。

汐見台公園は整備中、134号線下の汐見台地下道を潜ると展望が開け海岸に出た。海抜5.8m地点、右手に冠雪の富士山、左手の江ノ島が望めた。だが天気晴朗なれど波高しである。辻堂海浜公園までサイクリングロードを歩く予定であったが、風が強く砂塵が舞っていたので134号線に変更となった。

11時15分、辻堂海浜公園着、小休止、25日まで夜はイルミネーション&ライトアップするという。辻堂東海岸、辻堂大平台の住宅地を通り、12時、長久保公園に到着、パンジーが綺麗、日向を求めて昼食、体が冷えないうちにとのことで30分には出発した。

松下冷蔵、電器の工場はすっかり取り壊され整地中であった。辻堂にお住まいの方のお話によると、工場跡地の利用はまだ決まっていないという。
次に宝珠寺という真言宗の古刹を訪ねる。「同行二人」という石柱が二つ建っていた。その横にもう一柱「あなうれし 行くもかえるも とどまるも われは大師と ふたりづれなり」とあった。大師を連れ合いと読み替えてもよいかも知れない。
この辺り辻道が多く、かつて大山道、鎌倉道、藤沢宿への交通の要路であったことを、まだ街の中に残る墓地や石造物がかすかに残る往事の面影が教えてくれる。

東海道線を跨ぎ、明治市民センターで江尻さんのウォーキング教室、2時過ぎに解散となった。センター内にある「明治郷土史料室」は明治地区の移り変わりをビジュアルに知ることが出来興味深かった。(Y・Y)