ウオークメイト
村岡の寺社めぐり
2010年
01月21日(木

天気:曇り 参加者:97名 距離:10km
コース藤沢駅北口サンパール広場→弥勒寺→荒神神社→高谷大神宮→天嶽院→日枝神社→柄沢神社→柄沢公園(昼食・ウォーキング教室)→若尾山公園(解散)

弥勒寺 荒神神社
高谷大神宮 石塔群
トンガリ帽子の藤が岡中学 天嶽院
日枝神社 柄沢神社
江尻さんのウォーキング教室

写真:八柳

 お正月の村岡七福神めぐりは終わったが、7寺社のうち宮前御霊神社と川名の御霊神社の2社を除く、5寺社ほかをめぐるという企画である。
村岡は10世紀ごろ、ここに勢力を持っていた平良文が平将門を討って関東の大勢力となり、荘園を開いたと伝えられる地区で藤沢では歴史が古い地区である。

10時15分出発、最初に訪れたのは312号県道田谷・藤沢線高架下脇の日蓮宗弥勒寺、この辺りの地名ともなった嘉禄2年(1226)創建の古いお寺である。毘沙門天は本堂脇から急な石段を上った所にあったが真新しい石像であった。それもそのはず村岡の七福神めぐりはまちおこしのため数年前始められたものという。お堂の古さと石像はアンマッチである。

その先、数分で荒神神社、当地に住む小塚五左衛門が小祠を建てて一族の守り神としたという小さな神社、布袋小尚を祀る。
小塚、高谷の交差点から北に向かうと高谷大神宮、高谷地区の鎮守、65段の階段を上ると神殿の右に大黒天があった。高谷神社を出ると右側には市指定文化財の庚申供養塔の石塔群があった。

高谷小学校前を下って、曹洞宗天嶽院へ。石像の仁王様が茅葺屋根の立派な山門の前に立ち睨みを利かす。山門を入った左側に安永3年(1774)の銘を持つ梵鐘、現在は定時に自動的に鐘がつかれる装置になっていた。その奥が東司(トイレ)、今日は100人もの参加者があり、その先オリンピックのトイレも借用、休憩15分、11時45分に出発し、渡内の住宅地を通り日枝神社へ。住宅地の所々には白梅、ロウバイ、ボケが咲いていた。

日枝神社着11時55分、平良文が屋敷の守護神として日枝大神を祀ったとされる。なぜか弁財天を祀る。この辺り、かつて名主であった福原家の敷地、長屋門は新林公園に移築され、現在宅地造成中、神社は新築され、整理によって集められた庚申塔などが石段下に並んでいた。
32号小袋谷藤沢線に出て西へ慈眼寺、ゴルフ練習場、312号線の横断歩道橋を渡り、柄沢神社へ。柄沢地区も宅地造成中で、僅かに鎮守の杜が残っていた。
12時30分、柄沢公園で昼食、13時5分から30分まで江尻さんのウォーキング教室。藤が岡の住宅地、団地・マンション群を通って14時、若尾山公園で解散となった。
昨日は大寒というのに最高気温が18度にも達するお天気であったが、今日も日中気温は15度まで上がり、途中から上着を脱いで歩く人も多かったので、疲れた方がおられたかもしれませんね。(Y・Y)