サマーシリーズ(1)
鎌倉の蛍
2010年
6月15日(火

天気:曇り雨 参加者:181人 距離: 11km
コース大船モノレール広場→やとのまえばし→高野台→権兵衛踏切→北鎌倉女子学園前→爪ヶ谷→源氏山公園→佐助隧道→古我邸→鶴岡八幡宮(蛍観賞)→鎌倉駅
大船モノレール広場 山の上に大船観音 権兵衛踏切渡りマンションの脇を行く
源氏山公園 人力車(空)が上ってきた 銭洗弁天の急な坂
佐助隧道 古我邸 鎌倉三大洋館の一つ
鶴岡八幡宮 雨が降る 倒れた大銀杏が芽吹く(2箇所)

写真提供:石井

 恒例のサマーシリーズの第一回は、大船駅から鶴岡八幡宮まで薄暮なかウオークして、柳原神池で蛍を観賞する。
今日は、昨日に梅雨入り宣言がだされ、天気が心配されるが、集合時間のころは薄日も射し少し蒸し暑い。
大船駅のモノレール広場に集まり、大船観音様に見守られ15時30分過ぎに出発式を行い、会長からスタンプ帖にサマーシリーズのシールを忘れないようコメントがあった。

15時50分に出発、大船の賑やかな商店街を抜けて行くと、大勢の和服姿の人達とすれ違う、鎌倉芸術館でのイベントが終了したようである。住宅地に入り小さな歩行者用トンネルを潜り、横須賀線を権兵衛踏切で渡り、とても郵便局に見えない純和風の小坂郵便局を眺め、鎌倉女子学園前から源氏山公園に上がる。
爪ヶ谷には住宅地なかに、小さな田圃があり田植えも済み、ちょっとした里山風景があった。北鎌倉駅から近いのに驚く。なだらかな坂道を上がって行くと、汗をいっぱいかき、緑に覆われた源氏山公園に17時過ぎに着く、ここで20分程度休憩して思い思いに軽食をとる。17時30分木々に囲まれうす暗くなるなか、解散式を行う。出発待ちしていると、人力車(空)がここまで急坂を上ってきた。北鎌倉に向かうそうだ。

雲行きがあやしくなるなか、銭洗弁天前の暗い急な坂道を下り、背が高い佐助隧道を潜り、扇が谷の住宅地に入ると、雨がポツポツ落ちてきた。大きな門の向こうに緑に囲まれた広大な敷地に、レトロな洋館が建つ古我邸があった。鎌倉三大洋館の一つで、建てられてから90年近く経つが、今も古我夫人(83)がひとりで住んでいるという。今小路踏切で再度横須賀線を横切りるころ、本格的に雨が降りだし傘の花が咲く。18時過ぎに鶴岡八幡宮に着き、ここで解散後鎌倉駅に向かう人、蛍を観賞する人に分かれる。雨が降っているせいか駅にむかう人が多い。蛍の人は、芽吹いた大銀杏に生命力を感じ、蛍の観賞コースに向かうが、19時過ぎにならないと入れないため、雨も降っていることもあり大部分は帰宅した。
昨年に引き続き雨の中の蛍観賞となり、残った人たちは、蛍がでる条件がいいので出会えたでしょう。(K・I)