1日目 快晴 「清里開拓の道」と三分一湧水・信玄棒道」
昨日の大雨でどうなるか心配でしたが、朝からすばらしい天気に恵まれ、みなさまの心掛けのよさに感謝、感謝。
64名の参加者を2台のバスに乗車、予定どおり藤沢駅前を7時過ぎに出発、途中でまじかに雲ひとつなくくっきり見える富士山に歓声をあげ、南アルプスや八ヶ岳の雄大な景色を堪能する。
予定より遅れて11時過ぎに清里丘の公園に到着、ここで八ヶ岳歩こう会のメンバー(平井会長他)と合流し、「清里開拓の道」コースに出発する。
清里には二人の偉大な開拓の父といわれる人がいる。高原を酪農王国としたポール・ラッシュと荒涼たる原野に田畑を切り開き、現在のリゾート地清里の礎を築いた安池興男である。平井さんの案内で開拓の道・安池ロードを歩く。日射しは暑いが、すみきった真っ青な空と、爽やかな風が吹き抜け、そして明るい木々のみどりと牧草のみどりの風景に癒され、また後ろや前に姿を変える雄大な八ヶ岳の変化に富んだ景色に魅了される。清里のメイン通りには、現代風の華やかでおしゃれな清里の風景があり違った一面を見せる、夏本番なれば大いに賑わうことでしょう。
残念ながらコース途中で切上げ(時間都合)てバス(昼食)で次のコースに移動する。
13時過ぎに湧水の里公園に到着、ここも平井さんの案内で林に囲まれた三分一湧水を見学、農業用水に利用するため、戦国時代のころ水争いしていた三つの村に等配分するために築いたといわれる。次に武田信玄が信濃攻略へと駆け抜けた軍用道棒道に入る。明るい緑の森林浴を楽しみ、要所要所に置かれた石仏(観音像)のやさしい顔に癒され、武田信玄が川中島の戦いに何度も駆け抜けた棒道に思いを馳せる。
ここもショートカットして棒道をはずれ、乗馬に出会ったり、美しい赤松林を抜けて、スパシオ小淵沢のゴールに15時過ぎに到着、ここで八ヶ岳のみなさんとはお別れし、本当にお世話になりました。バスで美ヶ原高原ふじさわ山荘に17時ころ到着、早速お風呂で汗を流し、夕食後は懇親会で盛り上がり、早めの就寝となり1日目が終わる。
2日目 くもり時々雨 「真田一族のロマンの道」
昨日の快晴とは変わり、どんよりとした曇り空、時折雨がぱらつくあいにくの天気になった。ふじさわ山荘を8時過ぎに出発、山深い道を大型バスがくねくねと縫うように走り、車窓から霧に霞む幻想的な山並を楽しみ、上田市の真田の郷に着いたのは11時近くと意外と時間がかかる。上田駅近くで長野ウオーキング協会の桐原さんと合流、桐原さんの案内で「真田一族のロマン」のコースに出発、幸い雨も上がり、真田町の丘陵地帯を歩き、山々が霧で霞む墨絵のような幻想的な景色を楽しむ。長野はリンゴの産地で、民家との間にリンゴ畑が点在して青い実をつけていた。真田氏本城跡は小高い山にあり、汗をかきながら上り、入口には湧水がありみなさん冷たい湧水でのどを潤す。城跡は細長い馬蹄形で先端部分には六文銭の旗が立ちここから真田の郷が一望できる。
次に真田一族のゆかりの長谷寺による予定でしたが、12時過ぎていたこともありショートカットしてゴールの真田温泉・ふれあいさなだ館に向かって下って行く。雨も降りだし町のなかをひたすら歩く、13時過ぎに到着。温泉で雨と汗で濡れた体を洗い流しあわただしく入浴を済ませる。バスの中で昼食をとり、14時過ぎに真田温泉を後にした。
長野の桐原さんとは上田駅近くでお別れし、本当にお世話になりました。
藤沢駅前には、途中交通渋滞もあったが、予定通り20時過ぎに到着した。
2日間バスウオークはいかがでしたか、バスの移動時間が長く所定のコースを十分に歩けなかったのが残念。楽しい時間を過ごし、思いでに残るウオーク旅も無事に終了、本当にお疲れさまでした。(K・I) |