ウオークメイト
御所見地区の景観
2010年
10月28日(木

天気: 参加者:31名 距離:3.5km程度
コース:長後駅・・バス・・豊受大神(集合)→菖蒲沢の原風景(御所見地区景観9)→あやめの里→御所見塚跡→御所見市民センター(ウォーキング教室)解散・・バス・・長後駅

今に残る菖蒲沢の原風景 右あやめ里入口、5月期待です
菖蒲沢の畑地 御所見塚碑をのぞく
セイタカアワダチソウ、雨でよかった 御所見市民センター
二枚目(完歩証)の表彰を受ける岡村さん 江尻さんのウォーキング教室

写真:八柳

本日のメイトは御所見地区景観10選のうち5選と藤沢の三大谷戸の一つ、遠藤の笹窪谷戸を歩く予定であったが、朝から冷たい雨、12月並みの冬のような寒さとあって、予定を大幅に変更しての実施となった。

集合場所は長後駅からバスで15分の豊受大神(とうけいだいじん)、菖蒲沢の鎮守で、神楽殿は江戸時代の造営で廻り舞台がある由緒ある神社である。
ストレッチは省略、コースの変更の説明後、10時5分に出発する。
神社の裏へ出ると、御所見地区景観10選の9、「菖蒲沢の原風景」の稲田であった。沢辺の水草・菖蒲など生えていた土地を開拓したので菖蒲沢と名付けられたといわれる。「藤沢の三大谷戸に匹敵する谷戸です」と今日のリーダーの廣瀬さんの言。藁ぽっちが並び、風情のある風景なのだが、刈り取られたままとなっていた。その先はあやめの里、近年、地域の人の活動によって植栽されたものであるが、今回は横眼で見るだけ。来年5月の例会、花の季節に訪れる計画であるという。

そのあと、横浜伊勢原線に出ると景色は一転し道路沿いは工場群となった。
いすずの下請工場のようだ。工場用地の横に御所見の名ともなった小さな碑をガラス窓から覗く。教育委員会の案内板が立っていた。よく見られなかった人のために要約すると、「言い伝えによると、桓武天皇の第三皇子、葛原(かつらはら)親王より出た坂東平氏の一つ長田氏が、平安時代、葛原を領地として屋敷を構えた。ここを村人が「垂木御所」と呼んだ。ここに高さ5mの塚があり、垂木御所を眺める事が出来たので、いつしか御所見塚と呼ばれるようになった」

そのあと、御所見中学裏から古里という交差点、御所見市民センターに11時前に到着。センターは21年3月に完成した体育館もある立派な建物であった。
今日の参加者にシドニー五輪の競歩代表、柳沢 哲選手の紹介があり、江尻さんのウォーキング教室は、身近な話題で「靴の選び方」というお話であった。
12時終了。各人、バスで長後駅へと家路を急いだ。雨は午後から強くなった。
報道によると72年振りの寒さであったとか。生まれた年も寒かったのだ。(Y・Y)