ウオークメイト 川名谷戸と片瀬山からの景観観 |
2011年 01月14日(金) |
|
天気:晴れ 参加者:98名 距離:9km |
コース:藤沢駅北口サンパール広場→柏尾川右岸→柏尾川東橋→神光寺横穴古墳→川名清水谷戸→鎌倉・藤沢市境の道→片瀬中学→片瀬山ビューポイント→泉蔵寺駐車場→山本公園(昼食・江尻さんのウォーキング教室・解散)・・片瀬江ノ島駅 |
|
---|
柏尾川右岸を上流へ | 神光寺横穴墓を見る | ||
川名清水谷戸 | 市境の小径 | ||
市境の小径、最後の難所 | 片瀬山ビューポイント、残念、見えません | ||
石畳の道 | 泉蔵寺駐車場からの展望 |
「わがまち ふじさわの景観130景をあるく」新年度第1回は藤沢三大谷戸の一つ川名清水谷戸(村岡地区景観10)と片瀬山から見るまちなみ(片瀬地区景観1)を訪ねようというものである。朝方一段と冷え込み、参加者も少ないかと思われたが、100名近い元気な参加者があり全員無事完歩しました。 平野会長からウォークメイトのコンセプトなどの説明があったのち、10時20分、藤沢駅北口サンパール広場を出発した。市街地から柏尾川に出て、右岸小径を一列となって上流へと進む。柏尾川東橋を渡ると川名地区、川名御霊神社の参道石段は厳しいので横目に通過する。 神光寺の駐車場後の崖下の斜面にポッカリと二つの横穴が開いていた。藤沢市指定史跡の横穴墓で、奈良時代前期から後期のもの、6基確認されているという。 この先が川名清水谷戸、一面枯れた蘆の原である。元もとは水田であったとのことであるが、いつの頃からか休耕田となり、それが現在のような湿地になり、生き物が棲むようになったという。今では藤沢駅至近に残る豊な自然景観となっている。小径を進むと行き止りとなり笹やぶの背後に大池があった。この池はかって水田のための溜め池であったと聞く。ブラックバスのみが棲息するだけという。今来た道を谷戸入口の案内板ある所まで引き返す。11時15分。 その先は、鎌倉市と藤沢市の市境の山道を上る。ちょっとキツカッタ人もおられたかもしれない。春にはヤマザクラが咲き、知られざる20分間のお花見道である。11時35分、上りつめて標高60mの高台の片瀬山住宅地に出る。ここは獅子文六の小説「大番」の主人公のモデルといわれた相場師佐藤和三郎が経営するゴルフ場があった所、昭和40年代から三井不動産が開発・分譲した。瀟洒な住宅が続く。 片瀬山中学でトイレを借用する。このコース、公設トイレがないのが悩みでしたが、学校のご厚意により使用させていただきました。感謝いたします。 12時少し前、富士山、箱根連山、大山丹沢連峰、藤沢市街地、相模湾を一望できる藤沢市随一のビューポイントに到着する。しかし、残念ながら朝方観られた富士山も微かに頂上が観られた程度であった。富士見坂と名付けられた桜と石畳の坂道を下る。石畳は都電の敷石を利用したものですという説明があった。 その先、泉蔵寺駐車場前からローアングルで湘南海岸、藤沢市街地を眺望し、江の島道を通り12時30分山本公園に到着、昼食となった。 13時から江尻さんのウォーキング教室、13時30分解散、大方の人は境川沿いの道を下り江ノ島駅へと向かった。新春、第1回のメイトはいかがでしたか。(Y・Y) |