藤沢七福神めぐり
2011年
01月10日(月

天気:晴 参加者:335名 距離:16kmコース:ABCの3コースを自由に選択。(A・Bコースは自由歩行、Cコースは皇大神宮まで団体歩行)

 Aコース:奥田公園→皇大神宮→養命寺→白旗神社→常光寺→感応院→諏訪神社→奥田公園
 Bコース:奥田公園→感応院→諏訪神社→常光寺→白旗神社→養命寺→皇大神宮→奥田公園
       →(ABコースとも)龍口寺→江島神社→江ノ島観光案内所前(島内)ゴール
 Cコース:皇大神宮まで団体歩行し、お祓いを受けたあとAコースの自由歩行となります。

七福神めぐりスタンプ帳 皇大神宮でお祓いを受ける
養命寺の天井絵 感応院
諏訪神社  龍口寺
江ノ島神社

写真:池内

  湘南ふじさわウオーキング協会の初歩きは、藤沢七福神めぐりです。
今冬一番の冷え込みの中、335名の善男善女が七福神スタンプラリーを楽しんだ。
 昨年に続いてA、B、Cの三コースに分かれて奥田公園をスタートした。Cコースでは、80名程のウオーカーが、皇大神宮で神主さんのお払いを受けたあと養命寺を目差した。養命寺は、例年スタンプ待ちのウオーカーが列をなしていたが、3コースに分かれることにより、スムーズに押印出来る様になった。通常は閉ざされている寺の扉も今日は開扉されているので、極彩色の天井絵を拝観出来るのが嬉しい。 

 次は藤沢宿内を歩いて白旗神社に向かう。境内では松が取れた今日、古いお札を焚きあげていた。成人式を迎えた女性達の華やいだ振り袖が新春にふさわしく玉砂利に映える。
 常光寺では、真新しい真っ赤なよだれ掛けを付けた六地蔵が私達を迎えてくれた。神奈川県名木百選に選ばれているカヤの大木が、境内を柔らかく包む。ここは藤沢宿発祥からの杜で全体が市の文化財となっている。 藤沢橋を左折すると感応院に到着だ。このお寺は藤沢宿では最古の寺で、源頼朝が静岡の三嶋神社を勧請したのに始まる。開基は源実朝、開山は建保六年(1,218)道教律師、と伝えられる古刹である。

 諏訪神社は感応院の前から東海道遊行坂を200m程上った所にある。白い提灯に導かれて急な階段を上る。境内に入ると、神域に相応しく車の喧噪がうその様に静寂が訪れる。この社は藤沢宿西村、大鋸、大久保、東坂戸などの産土なのだ。祭神は事代主命と建御名方命で商売の神、武人・農業の神として崇拝されている。 さて、藤沢宿内のスタンプを終え、地図を頼りに江ノ島道の道筋にある史跡等を見ながら、腰越の龍口寺に向かう。

この道筋には、馬喰橋、岩屋不動、杉山検校の道標、江の島道標、西行戻り松等見所は多い。
やがて龍口寺への道標に導かれて左折し、龍の口刑場後へ、続いて寂光山の山門を潜り本堂へ。スタンプ台は本堂内のお賽銭箱の隣にある。本堂、大書院、山門、五重塔等、主要な建築物は欅づくりと云う。これだけの名刹でありながら文化財が無いのは寂しい。
 ゴールの江ノ島神社はもうすぐだ、大勢の観光客が行き来する江ノ島大橋を渡り、青銅の鳥居をくぐり、初詣の参拝客に導かれて神社に到着。私も初詣を済まし、スタンプを押して江ノ島観光案内所前のゴール受付へ急いだ。(Y・I)