藤沢市西俣野と横浜市戸塚区俣野、東俣野にまたがり、むかし「俣野庄」といわれひとつの生活圏経済圏があったといわれる地域の春を求めて歩く。
今日は、曇り空でさすがに寒さが緩むなか、善行駅近くの県立体育センターに大勢のみなさんが集まった。9時45分ころ4グループに分けてスタートした。善行駅近くの裏通り、藤沢市俣野小学校の脇を行き、雑木林の急な坂を下ると神明社があり、前面に開けた西俣野町の水田地帯が広がっていた。民家の庭には梅が咲き春を感じられるが、田圃は広々とした原っぱのようで緑一面に覆われまではまだまだ先である。東西橋で境川を渡り横浜市東俣野へ入る。東俣野中央公園でトイレ休憩。
今度は東俣野の丘陵の民家と畑が点在する中を行く、ここで目に着くのは多くのビニールハウスで、中には緑が広がっていて春模様である。また日蔭には先日降った雪が残っていた。宇田川沿いを行き宇田川橋を渡ると横浜市立俣野小学校があった。藤沢市側にも同じ名前があり紛らわしい。急な雑木林の坂道上がると、黄色壁の薬科大学の裏側に出る。朱色が鮮やかな春日神社を過ぎると俣野公園(旧ドリームランド跡地)に11時半ころ到着、広い公園で思い思いに昼食をとる。
12時20分にグループごとにスタート、薄日も漏れて暖かくなってきた。俣野の畑や民家を通り抜け景色を楽しみながら、くわくわの森に入る。川蟹やどんぐりなど取れてわくわくする森ということらしいがなぜくわくわの森になったのだろうか。明るい雑木林を下ると水田地帯に出る。近くに天王森泉公園があるが、3月3日のお雛さまウオークにまかせて、さらに広い県立境川遊水地公園のへりを通り通過する。民家の庭先に紅白のしだれ梅が春近いことを知らせている。境川右岸沿いを上り、相鉄線と地下鉄線の大きな高架橋下を潜り、湘南台の住宅街の広い道を通り湘南台公園に13時20分ころ到着、解散式後近くの湘南台駅に向かった。
寒さが緩み春を感じる気候のなか、俣野の境川の両側に広がる水田地帯、丘陵地帯の風景を楽しみ、俣野庄に思いを馳せたことでしょう。(K・I) |