和泉川と笹倉鉄平版画ミュージアム 2011年
05月05日(木

天気:曇り参加者:256名 距離:10km
コース:二ツ橋南公園→和泉川→宮久保公園(昼食)→谷戸頭緑地→笹倉鉄平版画ミュージアム→桜ヶ丘駅 

和泉川 二つ橋南公園近く 和泉川
和泉川のめがね橋  植木畑のつつじ
境川右岸 谷戸頭緑地
笹倉鉄平版画ミュージアム 館内の様子

写真:石井

 今日は曇り空で風も少し冷たい。風薫る5月とはならないが、二ッ橋南公園に集合した。当協会が誇る女性リーダが仕切るウオークでした。
9時20分に3班に分かれて出発、すぐに和泉川出て左岸の散策路を歩く、川は大きくなく緩やかに流れ、川辺は緑に覆われ自然にあふれた川である。コンクリート護岸はない。
和泉川はふるさとの川整備事業のモデル地区となり、大規模に改修整備され自然環境に調和した川としてちょっとは知られているようだ。川辺は虫や魚が住み、子供たちが川遊びが出来るような懐かしい自然環境になっている。和泉川は、境川遊水地公園で境川に合流している。川には、木橋やめがね橋、またため池では釣りが出来たり、ウグイスの鳴き声が聞こえてくる楽しい散策路となっている。途中カメラをかまえた人達に出会い、よくよく見ると対岸の小枝にカワセミが止まっているのが見えた。餌を取る瞬間をねらって待機しているようだ。大勢の一団が通過するのでカワセミは逃げてしまいしそう、すまない気持ちで通過する。

宮沢橋を渡り、約2.5kmの快適な和泉川の散策が終わり、住宅地や畑を行くと六交差している道にでる。宮沢六道の辻の案内がある。六道の辻とは、仏教でいう地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天上への分かれ道で、地蔵尊がその道を示され、当時の農民はこの地に終生未代の安楽を求め願ったいわれた。現在も藤沢道と星の谷道(弘明寺観音から座間星の谷観音へ)の古道が残っていると案内板にあった。当時の農民の過酷なくらしに思いを馳せる。
境川沿いの宮久保公園に10時20分ころ到着、大分早い昼食を思い思いにとる。

11時10分に出発、境川を離れて谷戸頭緑地の林を通り、30分ほどで住宅地の中に緑に囲まれたこじんまりとした笹倉鉄平版画ミュージアム(入場料300円)に到着、20人ほど入ると一杯になる。笹倉鉄平の絵は、やさしい光にあふれた淡色の情景画が特徴で、繊細に描かれた展示絵にはみなさん十分に癒されたでしょう。じっくり鑑賞する余裕がなく15分ほどででる。1ヶ月半ぐらいで展示絵を入れ替えるそうです。
今日のウオークは10kmと短く、12時前には解散となり早めの帰宅となった。(K・I)