ウオークメイト
善行・六会地区の景観と境川遊水地
2011年
05月16日(月

天気:曇り参加者:85名 距離:10km
コース:善行市民センター→善行公園(善行1)→坂のあるまち(善行2)→横須賀水道みち(善行6)→六会の野菜畑(六会9)→御岳神社→境川沿いの田園(六会10)→境川サイクリングロード→境川遊水地公園(昼食・ウォーキング教室)→日大実験圃場(六会8)→歴史ある雲昌寺(六会5)→六会駅前公園(解散)→六会日大前駅

インパチェンスの咲く道 キャベツ畑は収穫が終わっていました
湘南野菜の生産地農道を行く 古道を思わせる道
なまずが棲む農業用水路 農道からサイクリングロード
 六会マンション付近の花畑 遊水地・鷺舞橋を望む特等席の昼食

 集合は善行駅西口からいきなり坂を上がった所にある善行市民センター、なるほど、坂のまちだ。センター長から善行地区の説明もあって10時25分出発。出発してすぐの善行公園は昔、善行寺という寺があり地名の由来になったという説明板があった。富士が見える公園として景観パンフレットでは紹介されてはいるが、写真は古いもので高層建築が立ち並び見られず、もう一つの藤の花も時期を過ぎていた。
坂を下って、温室のある花屋さん角の先から暗渠にしたと思われる小道に入ると住宅地と農地が混在する。海軍が愛川町から横須賀まで敷設した53kmの横須賀水道みちは歩きたいが、横断するだけ。道祖神や花卉栽培の温室もあるくねくねした昔からの道を天神社まで北上し、そこから西へと向かい467号線を横断すると六会地区である。六会とは、亀井野、石川、西俣野、円行、今田、下土棚の6つの地区が明治22年に合併して六会村となったことに由来する。

六会の景観9のキャベツ畑は、すでに収穫が終わっていた。再び北へと農道を進む。
この辺りは特産のキャベツのほか、トマト、キュウリなどの湘南野菜の生産地である。
畑の通り沿いには野菜の販売のスタンド、ロッカー式の自動販売機などもあり、「安いわ」と言って買い求めるご婦人が多く、そんなら買っていくかという殿方もおった。
403号線(菖蒲沢戸塚線)を横断し、直進すると平坦な台地が終わり、古道のような鬱蒼とした雑木林、竹林がある小道を下る。目の前が明るくなり田園風景が展開する。田植えはこれからのようだ。御嶽神社は見るべきものがないのかパス。

境川サイクリングロードの西側農地の中にある農業用水沿いに北へ。用水路には大きなナマズが多く見られ、地震の前兆? 話題は大震災の話になったようだ。農道が行きついた所からサイクリングロードへ上がる。途中、お花畑の草取りをしている人々に出会う。感謝のお礼を述べるウォーカー。対してなかには「草の一本でも抜いて行きなさいよ」と言うオバチャン。「いや好きでやっているんですから」というオバちゃんの言葉に救われる。
12時、境川遊水地管理センターに到着、中では食事ができないとのことで、外で思い思いの昼食となる。遊水地、鷺舞橋を望むことができる藤棚の下が特等席である。
12時半から会議室でウォーキング教室、高田指導員のストレッチについてであった。

13時15分頃、出発、日大の農場を右に緩い坂道を上る。途中、6日の下見の時に一面真っ赤に咲いていたストロベリーキャンドルは既に刈り取られていた。レンゲと同様肥料として植えられたものだから仕方がない。雲昌寺の境内に裏から入る。徳川幕府から朱印九石を賜った寺であるとかで、葵の紋が随所に見られた。下見時見事であった藤は終っていたが、代わりにシャクナゲが咲いていた。解散場所の六会駅前公園に着いたのは13時40分頃であった。五月晴れとはいかぬまでも、最高気温は23度、湿度も低くウォーキングには最適な一日でした。(Y・Y)