神奈川50選ー13 アンコール
水のまちと寒川神社
ウオーク日本1800寒川町
2011年
05月19日木)

天気:快晴 参加者:294名 距離:15km
コース:寒川駅→さむかわ中央公園→目久尻川沿い→倉見神社→寒川神社→水の広場(昼食)→一之宮公園→寒川駅

さむかわ中央公園 出発式でKWA会長の挨拶 目久尻川
目久尻川沿いの土手にポピーの花 倉見神社 夫婦欅と本殿
寒川神社の緑濃い境内 水道記念館に到着
水道記念館の内部  一宮之緑道(寒川支線跡)

写真:石井

 神奈川50選-13(寒川町)のアンコールで、新緑が深まるみずの町寒川をウォークする。
今日は、快晴で25℃を超える夏日が想定されたが、爽やかな風がやや強めに吹き抜けるため気持ちが良い。
寒川町のさむかわ中央公園に集まり、出発式でウオーク日本1800の神奈川県内を完歩した人が、KWAの会長から表彰されました。

9時50分ころ4班に分かれて出発、寒川の町を北上して旭橋で目久尻川の右岸を行く、川の両側には田圃が広がり、れんげの里(れんげはない)付近の土手には、ポピーの真赤な花が雑草に混じって咲いている。大昭橋で目久尻川と別れ西に向かうと、倉見神社に着く。ここで一休み。ここには立派な本殿が目につく、それもそのはずで寒川神社の本殿が明治27年に移築されたと案内があり、そして境内の入口には、大きな夫婦欅が樹齢300年ともいわれ、根元から二股に分かれ御神木となっている。

近くを新幹線が頻繁に通過する高架下を2度潜り、今度は倉見の町を南下して寒川橋を渡り、相模国一ノ宮として全国から八方除祈願の参拝客が、大勢訪れる寒川神社を裏から入り、参拝する人は本殿に向かう、大部分は12月の納めウオークでお参りと緑濃い参道の境内を抜けて、長い長い参道を行き、相模線を渡りまもなく、レトロな建物の水道記念館へ12時過ぎに到着、水の広場の木陰で昼食タイム。せせらぎには水がまだ流れていない。
近くに相模川からの水を浄水する寒川浄水場があり、日本初の県営水道の水源地として、昭和11年に操業を始めた。記念館は当初使用したポンプ所を改装してオープンしたもので、相模川の水が家庭に届くしくみが展示されている。みなさん展示アイテムを体験したりして童心にかえり楽しんだようだ。

午後からは、13時に班分けせず一団となり出発、目久尻川沿いを行き、コスモス似のピンクの花に目を奪われ、花の名前はわからない。川とも離れ一之宮緑道に入ると、入口に鉄道の車輪が置いてあり、緑道の脇には線路が残っている。かって寒川駅から西寒川駅への寒川支線が延びていた。当初は主に砂利を運搬していた、後に海軍工廠が出来てから軍事に利用され、戦後支線廃止となり、一部が緑道に整備され遊歩道となった。一之宮公園に13時20分ころ到着、解散式を行い、緑が鮮やかな緑道を通り寒川駅に向かった。
今日は、日差しも強く暑さ対策で、半袖と日除けとクールビズならぬクールウオークが目だったが、爽やかな風が吹き抜け気持ちのよいウオークを楽しんだ。(K・I)