ウオークメイト 丸山谷戸と日大農場 |
2011年 08月05日(金) |
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天気:晴 参加者:68名 距離:10km |
コース:六会日大前駅→日大農場内→丸山谷戸→山王社→乾塚市民の家→乾塚骨蔵出土地→日大農場→日大構内(解散) |
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青空が見えて嬉しい百日紅 | 生産物実習センター内 |
カブトムシ発見 撮影:川澄 | 谷戸の森の中 |
下ると、左、田圃が見えてきた | 丸山谷戸稲田全景 |
善行丸山谷戸援農クラブ臼田代表の説明 撮影:川澄 | 谷戸斜面のブドウ畑 |
日大を目指して | 完歩した山本心海ちゃん(左)と深澤由衣ちゃん |
この数日、曇りや雨の不安定な天気が続き、今日も朝方、所によっては雨が降ったせいか、参加者の出足は鈍かった。しかし3人の子供の参加があったことは参加者の心を和ませるものであった。 9時15分、出発の頃には雨の心配も遠のいた空模様になった。六会日大前駅を出発して、住宅地に隣接する日大農場ではつがいのキジが見られ子供を喜ばせたとの事であった。バラ園はパスして生物資源実習センターへ。以前は子供が喜ぶ牛馬やダチョウなどが見学できたが、0157や口蹄疫などの事があってから病気予防のため見られなくなり、今回は構内を一巡した。誰かがカブトムシを見つけて、生態観察のため臨時休憩となった。 横須賀水道道に出てから畑地を通り、天神小学校の辺りから森の中に入った。ここが今日のハイライト、石川丸山谷戸であった。川名清水谷戸、遠藤笹窪谷戸と並ぶ藤沢三大谷戸の一つであり、藤沢市の景観ベストテンに選定されている。 朝方の雨で足元が心配されたが、森の木々が雨を遮ったようであった。薄暗い森の小径を下って行くと、光が差し込み細い小川が流れ、やがて水田が広がった。 この谷戸の奥行きは約800m、途中から二つの谷戸に分かれ、そこに小川が流れ、中間部が水田となり集団で耕作している。 善行丸山谷戸援農クラブ臼田代表が、待ち受けていて谷戸とその活動についての話を聞いた。臼田さんの話ではオオタカは棲息している事、6月頃、小川には源氏ボタルが見られるとの事で、ここを訪れる人はすべて会員として歓迎するとのことであった。 緩い坂道を上り山王社に裏から入る。社殿は神社らしくない造りであったが、地域の鎮守である。石の鳥居は立派であった。山王社を出た後、東へ向かって野道を歩く。左側は谷戸の森の斜面を利用した大きなブドウ畑、トウモロコシ畑が続く。「藤沢にもこんな所があるんですね」と参加者の声。善行中学では野球部が素振りの練習中。 「俺もこんな時があったね」と元野球少年。善行乾塚市民の家でトイレ休憩する。 その後、藤沢では初めて、8世紀頃、火葬された骨が入った土師器(はじき。すやき)の骨蔵器が出土地された跡という案内板を見る。 遠くに日大校舎を望む畑道を通り、水道道を横断、日大農場の収穫まじかなトウモロコシ畑を横に見て、11時30分、予定通り日大構内にゴールしました。完歩した二人の女の子には拍手に中、特別完歩賞が贈られました。皆さん、お疲れも取れたことでしょう。付属博物館では折から「藤沢の谷戸展」が開催中でご覧になられお帰りになった方も多かったようです。(Y・Y) |