いちょう並木と陣ヶ下渓谷公園
2011年
11月01日(火

天気:快晴 参加者:311名 距離:15km
コース:JR横浜線 鴨居駅→鴨居西河内公園→竹山中公園→新井町公園→杉山神社→陣ヶ下渓谷公園(昼食)→田原橋公園(解散式)→帷子川親水緑地→相鉄 鶴ヶ峰駅


鶴見川沿いに歩く 竹山住宅地内のいちょう並木
猪子山丘陵を歩く 雑木林を抜けて
杉山神社 陣ヶ下公園で昼食 木漏れ日が気持ちよい
陣ヶ下渓谷公園にて 常滑の川床に秋の木漏れ日が柔らかく射す
田原橋公園にて 水辺とロックガーデンが見事な調和を見せている 田原橋公園 ゴール 解散式

写真:池内

 これ以上ない絶好の秋晴れに恵まれて、緑区、保土ヶ谷区、旭区に跨る緑豊かな公園を巡るウオークに参加した。特に陣ヶ下渓谷公園は横浜市内では唯一残る渓谷公園として大切に保存されており、今日のウオークの目玉となっているようだ。

 朝8時、通勤客に混じってJR鴨居駅にリュックを背負った人達が続々降りて来る、たちまち狭い鴨居西河内公園が一杯になってしまった。はるばる京都から参加してくれた坂本加代子さんを迎え、総勢311人が三班に分かれて出発する。 鶴見川に沿って歩き、そして銀杏並木 が見事な県営竹山住宅地内の街路を抜ける、本来ならば黄色く色づいたいちょうが見事な街路を形成してくれるのだが、今年は暖かい気候と、先の台風の影響で今一つの紅葉であった。

 竹山南公園、新井町公園を抜けて眺望絶佳な猪子山の丘陵に向かう。キャベツと白菜、そして色づいたみかん畑が見事な景観を醸す、西は丹沢そして尾根越しに富士山が顔を見せる。東に目を転ずると、ランドマークタワーがよく見える。残念ながらウオーカー達は一目散に先を急ぐ。相鉄線のガードを潜り、杉山神社で参拝し一呼吸入れる。この神社、天文年間(1,532-55)北条氏康が上杉朝定との合戦の時ここに陣を張り、大和武尊のお告げにより祠を建て武運長久を祈ったと言う。汗を拭ったら陣ヶ下渓谷公園に向かおう。

 この公園、横浜市の真ん中にあって素晴らしい渓谷美を誇る。冒頭記述したように、横浜市で唯一残る渓谷で、総面積15ha(4.5万坪)の規模を持つ。杉、桧、自然林そして明るい雑木林に囲まれて貴重な植物群が自生している、私達はここで昼食とした。

 午後は旭区に入り、帷子川沿いに道をたどる、見事に石を配置した田原橋公園でゴールとなった、最寄りの駅へは、役員に導かれて帷子川親水緑道を抜けると、相鉄線鶴ヶ峰駅前にひょっこり出た。
 日もまだ高いし、何とも香ばしい焼き鳥の臭いに誘われてのれんを潜った。素晴らしい秋日和に恵まれて、元気に歩いてくれた我が足に乾杯、そしてこのコースを企画して頂いた役員さんにも感謝。(Y・I)