ウオークメイト
松下政経塾と辻堂の景観
2011年
12月08日(木

天気:曇り 参加者:105名 距離:予定10km  途中解散約4km
コース:辻堂駅前町公園→海浜公園通り(辻堂景観2)→松下政経塾見学→海浜公園(景観9・解散)→希望者 宝泉寺・諏訪神社→旧鎌倉街道街並み(景観5)


振り向けばクスノキと茅葺の家 ひょうきん山 歯科医院て何だろう。
松下政経塾 アーチ門と黎明の塔  研修棟へ 見るだけ
松下幸之助門下希望者 茶室 松心庵 素直という直筆の掛け軸
辻堂海浜公園 諏訪神社
鎌倉街道筋の旧家  蔵のあるお家

写真:八柳

 朝、今日はこの冬一番の冷え込みかと思わせる寒さ。ウォーカーの出足が懸念されたが、今をときめく松下政経塾の見学も予定されているとあって、100名もの参加者があった。
10時20分過ぎ、辻堂駅前町公園を出発、海浜公園通りを南へ。大通りの真ん中、分離帯に一本の大きなクスノキがあった。クスノキを残して拡幅した道路、振り向けば、珍しい茅葺の家の景色は辻堂の景観2。
右折して桜花園通り、茅ヶ崎との市境の道、浜須賀からの30号湘南新道との交差点付近に松下政経塾があった。普段、遠くから塔を眺めるだけの政経塾、野田首相をはじめ数々の政治家を輩出したこともあって、一度は中に入ってみたいと思っていたところであった。今回はリーダーが塾当局にお願いして特別に見学許可をいただいという。2班に分かれて、懇切なご説明で構内を案内していただいた。

10時45分、アーチ門を潜ると、広場になっていた。正面の塔は塾のシンボル黎明の塔と呼ばれ、高さ39m。給水塔になっていて、頂上にある鐘は8時45分、12時、17時に電子音が流れるという。
塔の左側が体育館、石段を上ると研修棟、松下幸之助塾主の銅像があった。
松下政経塾は、昭和54年6月、松下幸之助の私財70億円を基金として、設立された財団法人。卒塾生242名、約43%の人が政治分野で活躍しているという。
研修棟の脇から入ると洋風的建物の雰囲気から和風に替わり茶室があった。塾の敷地は6400坪、もとは岡田乾電池の敷地で茶室は社長の所有であった。
松下が真の国際人になるためには、日本文化を修得すべしとの方針から、茶道は必修科目であるという。16名の塾生が寝起きする寮棟の脇を通り、アーチ門の前に戻った。

11時10分。先を急いで、辻堂海浜公園に着いたのは11時半頃。当初の予定では、鵠沼運動公園で昼食の予定であったが、寒さが一層厳しく午後からは雨になる予報であったので、福井さんのウォーキング教室もそぞろに一次解散となった。無理のないウォークがこのウォークの趣旨である。
12時30分、希望者だけが、ショートカットし、辻堂の景観5の旧鎌倉街道、辻堂の辻、宝泉寺・諏訪神社、旧家が残る風情のある街並みを通り、辻堂駅へ向かった。辻堂駅に着く頃には、冷たい雨がポツポツ降り出し始めた。

今日のウォークは、予定通りには進まみませんでしたが、「今日は寒かったが、松下政経塾を見学できただけで充分だった」という声を聞きました。
11月11日にオープンした辻堂駅北口前の湘南テラスモールに立ち寄られた方もおられたようです。(Y・Y)

追記:HPに松下政経塾の写真、個人写真について掲載することについては関係者の許諾を得ております。