枯葉を踏んで
2011年
12月11日(日

天気:快晴 参加者:142名 距離:13km(コース変更 10km)
コース:本郷台駅前公園→いたち川プロムナード→左近公園→公田小下→荒井沢市民の森→コース変更 公田小下→洗井沢せせらぎ緑道→本郷台駅前公園(解散)

本郷台駅前公園地元のみなさんが太極拳 いたち川プロムナード 柏陽高校のイチョウはきれいに黄葉
荒井沢市民の森 谷戸の道 荒井沢森林公園 小川(湧水)
展望台への上り(皆城山) 展望台からの富士山
山間の畑 里山の風景 本郷台洗井沢プロムナード 壁に絵(落書きでない)

写真:石井

 横浜と鎌倉市郊外の2箇所の森林公園の市境尾根を歩くはずであったが、散在ケ池周辺の山道がぬかるみすべりやすく安全を優先としてカットすることになった。荒井沢市民の森のみとなった。

前日は今冬の最低気温になり、霜が降りたほどであった。今日の天気は快晴で風もなく穏やかな天候になった。集合場所の本郷台駅前公園では、地元とみなさんが太極拳をゆっくりとした動作で舞っていた。どうも参加者が少ないと思ったら、他協会の例会(3箇所)が重なり分散したようだ。

9時15分頃に出発、駅前のいちょう並木はすっかり葉を散らし冬支度、いたち川プロムナード歩くと柏陽高校のいちょうの葉は黄色く日に映えきれいに見える。川をはずれ本郷台の住宅地を抜け左近公園で小休止。ここから階段を上がりちょっとした尾根道を枯葉を踏みながら歩く。公田小下から車道沿いの小川が流れるせせらぎ緑道を行くと、右に鎌倉湖(散在ケ池)と矢印があり、コース変更で下りてくる道である。直進すると大きな永久の杜(墓苑)がそして特養ホームがあり、ここでゴールまでトイレがないため長めのトイレ休憩。周りは森に囲まれしずかな場所である。

ここから荒井沢市民の森に入るとすぐに谷戸の風景が広がり、濡れて滑りやすい木道に注意しながら歩く、小川が流れているが湧水でいたち川の源流になっている。谷戸を十分堪能した後急な山登りに取りつき、汗をかきながら皆城山の展望台にたどり着く。ここからの眺めがすばらしい、遠くにはランドマークタワーが見え、手前には見事な家並みがそろう桂台の住宅(高い建物がない)、また西の方には真白に雪化粧した富士山が見える。しばらく展望を楽しみ市境の尾根道を行く、本日テーマである枯葉を踏んでの本番が始まった。途中標識に左鎌倉とあったが、コース変更になり直進して荒井沢市民の森を一周するように尾根道を快適に下る。途中明るい場所に出ると昔懐かしい里山の風景が広がっていた。

やがて往きに通ったせせらぎ緑道に出て、公田小下からは本郷台駅に向かって住宅地の洗井沢プロムナードを歩き、小川に大きなコイが窮屈そうに泳いでいいた。この小川も荒井沢市民の森から流れてきたものである。環状4号線(六浦線)を天神橋の交差点で横断、いたち川沿いを行き城山橋を渡ると、朝集合した本郷台駅前公園に12時過ぎに到着、ここで解散式を行いそのまま駅へ行く人、昼食を取る人など思い思いに散っていった。

今日は、紅葉が残る散在ケ池周辺の紅葉を楽しみにしていた人には残念だが次回に期待しましょう。だが今回訪ねた荒井沢市民の森は多分初めて方が多かったと思いますが、谷戸や里山の風景に癒され、尾根道の枯葉を踏みながらの心地よいウオークに十分満足したことでしょう。(K・I)