鎌倉道シリーズ
鎌倉道@
2012年
02月07日火)

天気:風雨 参加者:78名 距離:15km 23km (風雨のためコース変更 3km)
コース:鎌倉海浜公園→由比ヶ浜駅→長谷駅(風雨のためここがゴール)

鎌倉海浜公園 地下駐車場で出発式 由比ヶ浜の住宅地を行く
大雨で霞む由比ヶ浜駅前を行く 長谷駅で風雨のためゴールとした
写真:石井
  当日は強風と豪雨のため、江ノ電長谷駅で早めのゴールとしました。
日を改めてアンコールウオークを計画致します。

 奈良時代律令制度の制定と共に、諸国に向けて五畿七道(東海道、東山道、北陸道、山陽道、山陰道、南海道、西海道)が定められたが、東国への道はか細い道であった。建久三年(1,192)源頼朝が鎌倉に入り、武家政治を始めると、諸国から鎌倉に向けて多くの道が整備された、世に言う「鎌倉街道」である。
 鎌倉から諸国に向うためには、七つの切通しを通らなければならない。逆に言えば、七つの切通しを通らなければ、鎌倉には入れないと云う事になる。切通は鎌倉を守る要害の地なのだ。七つの切通しとは、「名越(なごえ)切通」、「朝夷奈(あさいな)切通」、「巨福呂(こぶくろ)坂切通」、「亀ヶ谷切通(扇ヶ谷)」、「仮粧坂(けわいざか)切通」、「極楽寺坂切通」、「大仏切通」である。この切通を経て地方に向かう代表的な道として、「上の道(信濃道)」、「中の道(奥州道)」、「下の道(下総道)」がある。今年私達は、三回に分けて大仏切通を通る「鎌倉街道上の道」を歩きます。

出発地は由比ヶ浜の鎌倉海浜公園としましたが、今日は生憎の大雨と強風、受付はしたものの回復の見込みは薄く、風雨が一段と強まる中、9時45分頃に出発、カラフルな雨具に身を包み、江ノ電由比ヶ浜駅前を通り、長谷駅に30分程でゴールとしました。(池内淑皓)