震生湖より葛川へ
2012年
04月12日木)

天気:晴れ 参加者:259名 距離:17km
コース:おおがみ公園(秦野駅そば)→今泉名水桜公園→震生湖→グリーンテクパーク(昼食) →せせらぎ公園→葛川桜並木→JR二宮駅

おおがみ公園 しだれ桜 今泉名水桜公園
秦野南小の百年桜 白笹稲荷神社の大鳥居
白笹稲荷交差点 桜並木は満開 震生湖の小橋を渡る
テルモの敷地内はさくらで覆われる 一本松(大山道)近くのみかん畑
葛川の桜並木 入口 葛川の桜並木 今が満開 
葛川の桜並木 ときおりさくらが舞い散る 葛川のしだれ桜も満開

写真:石井

 昨年企画した例会ですが、大震災による計画停電のため中止となったコースで、2年前に企画したコースを逆たどるコースである。
昨日の雨も上がり、春本番の陽気となり満開のさくらウオークとなった。
しだれ桜が満開なおおがみ公園で出発式を行い、9時45分ごろ出発した。すぐに新しい今泉名水桜公園に寄り、湧水池に映える満開の桜に見とれる。さらに秦野南小の校庭の正面に樹齢100年を超える満開の桜を眺める。普通桜は50年くらいといわれ倍以上の樹齢になる。市の天然記念樹となり、先日朝日新聞に紹介されていた。

真赤な大きな鳥居が見えると白笹稲荷、関東三大稲荷のひとつで二月の祭りには大賑わいになる。白笹稲荷交差点を渡り、畑が広がる丘陵地帯を上がり振り返ると県道62号線の桜並木が帯状に白く輝いている。さらに山の方に目をやると、丹沢山塊、大山が雲に見え隠れする。
手前には秦野の街がパノラマのように広がっている風景がある。
震生湖で小休止、ここは関東大震災で土砂が谷川を堰き止めて出来た湖である。釣り人が桜の下でのんびり釣りをしていた。
みかん畑や茶畑が広がる丘陵の尾根道を、桜が咲くのぞかな里山の景色を楽しみ、東名の赤い陸橋を潜り、中井町の企業団地に入る。大きな建物が目立つとグリーンテクパークに11時20分ころに到着、グランド脇に腰を下ろして昼食タイムとなる。

12時20分に班分けを解消して出発、長いトンネルを通り抜けると、テルモ研究開発センターの内に素晴らしい満開な桜が咲き誇っていた。この脇を上がりまた丘陵地帯を行くと、一本松峠の大山分岐点に出る。ここからなだらかな坂道をどこまでも下り、せせらぎ公園に13時10分ころ着く、花菖蒲が芽のばし、山桜が散り始め谷戸の風景に色を添えている。
ここで解散式を行い、これから自由歩行で今日のハイライトである満開の桜並木を楽しみながらのウオークとなる。昨日の風雨に耐え時折そよ風に桜がひらひらと散り、今がまさに見ごろな美しさを見せてくれる。みなさんは足早に通り過ぎるていく。しめっくりは濃いピンク色の満開のしだれ桜が向かえてくれて、桜ざんまいは終わる。後は二宮の町中を行きゴールの二宮駅に2時過ぎに到着した。
2,3日の暖かく汗ばむ陽気にいっきに咲き始めた野草や満開の桜と、芽吹いた新緑の里山の風景と春本番を十分に楽しんだことでしょう。(石井邦敏)