藤沢市協賛
ビーチクリーン&ウオーク
2012年
05月27日(日

天気:快晴参加者:26名 距離:10km
コース:片瀬江ノ島駅→片瀬東浜海岸(清掃)→小動神社→満福寺→龍口寺→常立寺→
     山本公園(一次解散)→境川沿い遊歩道→鵠沼住宅地内→蓮池→秩父宮体育館

毎年参加の当会  鈴木市長挨拶
ゴミより多い参加者 片瀬東浜鎌倉寄り
小動神社境内 常立寺境内
山本公園一時解散 老人に優しい配慮のお宅
ブラッシの花 江ノ電が走る風景

写真提供:八柳

毎年、5月最終日曜日は、「ビーチクリーンアップかながわ」、今年は数えて第36回とか。当協会は2000年(平成12年)に初めて参加して以来、12年になる。当初は確か、清掃だけの参加であったと記憶するが、その後、藤沢まで歩いて帰りましょうということで、清掃後、藤沢駅周辺まで歩くウォークが始まった。藤沢地区のメイン会場となる片瀬東浜海岸には、開会式の始まる9時までには色とりどりののぼり旗を掲げ、プラカードの下に町内会、企業、各種団体が集まった。
市長ほか関係者の短い挨拶・説明(今日は)があったのち、清掃となったがゴミは少なく30分余りで終了した。

10時、東浜海岸を出発、134号湘南海岸道路を鎌倉方へ、最初に訪れたのは小動神社(こゆるぎ)。風もないのに揺れる松があることからこの名になったとか。社殿裏から眼下に腰越漁港や江ノ島が見られた。小動神社から次は満福寺へ。寺は江ノ電の線路を渡った高台に寺はあった。壇ノ浦の戦いで平家を滅亡させた義経が、鎌倉入りしようとしたとき、兄、頼朝に拒まれ、ここで自分に二心のないことを訴え「腰越状」を書いた事はよく知られた話、その写しがあるということだが、200円の拝観料を納めて見る人はいなかった。
路面を走る江ノ電の線路沿いに腰越の商店街を龍口寺へ。日蓮法難の霊場として知られるが、門前で小休止したのみ。江ノ島道に入り常立寺へ。ここでも小休止、なにしろ今日は快晴、気温も次第に上昇して来たので、小まめに休み、水分を補給するというリーダーの配慮。しだれ梅で有名だが、境内にある5基の五輪の塔は、蒙古元朝の使者を弔ったもの。藤沢場所の際にはモンゴル力士がお参りに訪れる。

しらすで有名な浜野水産に立ち寄る予定であったが、今日は入荷の旗が立っていなかったのでパス。境川を渡って、出発してから4km地点の山本公園へ、木の上に鷺が3羽巣をつくり、我々を見下ろしていた。山本公園で一次解散、ここから先、秩父宮体育館前まではオプションとなった。

境川右岸の遊歩道を遡る。境川が大きくドックレッグした辺り、松と係留したボートが見られる景観は鵠沼地区景観10選―7。藤ヶ谷公園から鵠沼の住宅地に入る。旧日清製粉の別荘の名残の松並木(景観―6)は、美智子さま思い出の道と一部の鵠沼の住人が名づけている。碁盤目状の街並みは目標物が少なく、鵠沼の住人のリーダーでなければ分かり難い。昔からの邸宅、相続で細分された住宅の中を進み、鵠沼駅に出て江ノ電の線路沿いに進み蓮池へ。今年も7月には咲きそろった蓮を観ることが出来るでしょう。予定では正午前にゴールの秩父宮体育館前に到着する予定であったが、休憩を多くとり、少人数の会話のある超ゆっくりウォークであったので時計は12時を大幅に回っていました。(八柳修之)