神奈川県歩きたくなる道50選―48
えぼし岩と茅ヶ崎海岸のみち
2012年
07月21日(土

天気:くもり 参加者:440名 距離:10km14km (自由歩行)
コース:茅ヶ崎中央公園→鳥井戸橋→柳島海岸→サザンビーチ→ヘッドランド→
@氷室椿庭園→茅ケ崎駅→茅ヶ崎中央公園
Aラチェン通り→開高健記念館前→茅ヶ崎市立病院前→茅ヶ崎中央公園

茅ケ崎中央公園スタート(自由歩行) 千の川沿い
左富士の碑 左富士通り
サザンビーチ 閑散としている 茅ケ崎地区遊歩道 海は穏やか
ヘッドランド越しのえぼし岩 ラチェン通り 一列歩行
千の川沿い ゴールの茅ケ崎中央公園

写真:石井

 神奈川県歩きたくなる道5選ー48のKWA認定の「えぼし岩と茅ケ崎海岸のみち」のコースを自由歩行で歩く。
今日は、朝からどんよりとしたくもり空で、気温20℃の涼しさをとおりこして寒いくらいの天気で、梅雨が明けとは思えない天気である。
茅ケ崎中央公園には、440人の元気なウォーカーが集まった。9時20分にスタート、近くを流れる千の川沿いを西に向かって下る。千の川は、今宿で小出川に合流し相模川へ流れる。この川には昔から茅・カヤが多く生えていて、茅ケ崎の地名のいわれなっているとか。やがて鳥井戸橋で国道一号線を渡ると、橋の角に左富士の碑が立っている。左富士とは、江戸から京への街道で、左手に見える富士山のことをいう。(ほとんどが右手側に見える)浮世絵として安藤広重の東海道五十三次の「南湖の左富士」が有名である。今日は、あいにく富士山が見えないが、橋から川の正面に何もさえぎるものがなく、富士山が良く見える名勝地になっているそうです。

東海道線を潜り左富士通りを行くと、右手に大きな浜見平団地が立ち並んでいる。高原のような涼しさにみなさんの歩みが速い、さすがに汗がにじんでくる。国道134号線を渡り浜見平入口でCPを受ける。海は青緑色で穏やかな海面を見せていた。残念ながら富士山が見えないが、ヘッドランドや江の島が見える。サザンビーチは、色とりどりの海の家が並んでいるが、この天気で閑散としていた。ただ団体客の地引網だけ賑わいをみせる。
海岸の遊歩道を、快適に速いペースでみなさん歩いて行く。ヘッドランドの出っ張りが目の前に見えてきた。砂浜の浸食を止めるため作られた施設、広い砂浜が残っているが、少し外れると砂浜が大きく削られていた。ここから、沖合にシンボルのえぼし岩が良く見える。

10kmと14kmの分岐で、10kmコースはここで海岸と別れて、氷室椿庭園を経由して雄三通りを行き、ゴールの茅ケ崎中央公園へ向かうことになる。10kmコースが「神奈川県歩きたくなる道5選ー48」である。
14kmコースは、少し先のゴルフ場入口を左折して、真っ直ぐな道のラチェン通りを一列歩行でひたすら歩く。街の中心に来ると、狭い道に車が増え気にしながらの歩行となる。東海道線を踏切で渡り、国道一号線を歩道橋で横断して、2回目のCPを受ける。整備された千の川沿いの道を下り、北茅ケ崎駅付近にさしかかると小雨が降り出し、相模線を渡るころにはぱらぱら傘がひらく。ゴールの茅ケ崎中央公園に11時30分ころ到着、雨はすぐに止んだ。
みなさんは寒いくらいの天気のなか快調に自由歩行を楽しみ早めにゴールしていたようである。(石井邦敏)