サマーシリーズ(4)早朝ウオーク
柏尾川のミズキンバイと
深緑の森
2012年
08月12日日)

天気:曇りのち晴れ参加者:379名 距離:10km
コース:戸塚駅 ペデストリアンデッキ→柏尾川河川敷→豊田中央公園→飯島市民の森→いたち川沿い→本郷台公園(解散)→本郷台駅
先週に続いて参加の高知県のわたる君 スタート直後に朝日橋を渡る
柏尾川のミズキンバイ 柏尾川のミズキンバイの群生
満開のサルスベリの下を行く 飯島市民の森を入口
飯島市民の森の頂上付近 コース脇にこんなゴーヤ畑も
いたち側プロムナードを整然と行く いたち橋を渡ればゴールが近い
写真:阪本

 サマーシリーズ(早朝ウォーク)も4回目、受付に続々と参加者の列が続き、たちまち集合場所の戸塚駅東口2階ペディストリアンデッキが参加者で埋まった。
高知から夏休みで遊びに来ている小学4年生の甲斐弥(わたる)君も高橋おばあちゃんと今日も元気に参加してくれた、すっかり当協会の夏の顔となった。今年は初めて遠い高知からたった一人でやって来たと言う、とてもたくましくなったようだ。来年も来るよとおばあちゃんと約束したとか。

8時15分、4班に分かれてスタート。今回のミズキンバイは台風の大雨で殆んど流されてしまい花が殆んど期待できないというので、スタート早々、柏尾川にかかる朝日橋を渡る際、橋の上からわずかに残るミズキンバイの花を眺めようと、リーダーの計らいで橋から観賞したが花が小さくあまり目立たない。直ぐ柏尾川河川敷の歩道に下りて柏尾川をひたすら下流に向かって歩く。カモが川面を泳ぎ、アオサギがじーと水際で佇んで魚を狙っている。そんな中を班ごとに分かれたウォーカーが整然と歩いて行く。どんより曇っているが、風が無く湿度が高く、とても蒸し暑い。参加者はそれぞれに補水用のペットボトルを手に持ったりザックの脇ポケットに入れて、常に水分補給出来るように対策している、慣れたものである。
柏尾川の所々には、残っているミズキンバイが可愛い黄色の花を咲かせ参加者の目を楽しませてくれた。

河川敷の道から上がり土手道を暫く歩いてから柏尾川から離れ小学校脇、住宅街を抜けて最初の休憩場所である豊田中央公園にたどり着く。公園では少年たちの野球練習を脇に見て、ここでトイレ休憩。参加者の皆さんは木陰を探して、しばし冷たい飲み物や果物などでほてった体を冷ましている。
休憩後、次の緑陰を求めて豊田から飯島へ、この辺りから熱い日差しが雲間から降り注ぎ暑さが一段と増してきた。住宅街に咲く夏の花が、暑さにへばりかけてきたウォーカーの気持ちを元気付けてくれる。とりわけ百日紅(サルスベリ)の真っ赤な花が枝いっぱいに咲き誇って目を引いた。ほどなく30分ほどで飯島市民の森へ到着。

きれいな水が流れる飯島せせらぎ緑道を小気味良く歩く、そして左手に小さな清水出会いの滝を見ながら森の上へと山道を登っていく、階段状のきつい坂が続き列もだらけてきたが、森の中は涼しくとても心地よいコースである。分岐道が多く道に迷う班もあったが、予定時間通りに市民の森を抜けた。飯島からJR根岸線のガード下を通って本郷台へ向かう。いたち川プロムナードに出ると、歩きやすい木陰の道が川を渡る風を受けて心地よい、水中には沢山の鯉が泳ぎ、プロムナードの所々に地元の方が手入れしているだろう花壇があり、ウォーカーの目を楽しませてくれた。
散歩をする人、蝉取りをする親子、市民の皆さんが夏のひと時を木陰の散策路で楽しんでいる様子がうかがわれた。川沿いを歩くこと約20分、イタチ橋を渡るとゴールは間近、ウォーカーはさっそうと本郷台公園にゴールして行った。予定通りのコースを全て歩き事故等も無く無事完歩した。殆んどの参加者が11時前にはゴールしたようだ。
ウォーカーの皆さん、暑い中お疲れ様でした。(阪本茂義)