ウオークメイト(歩友会)藤沢市後援
辻堂の景観と茂兵衛資料館 
2012年
08月26日(日

天気:快晴 参加者:75名 距離:約4km(猛暑のためコース短縮)
コース:辻堂駅前町公園→駅前商店街(景観10)→宝珠寺と天王山(景観8)→茂兵衛資料館(通過)→長久保公園(景観6)解散


出発式 辻堂駅前町公園 駅前商店街
宝珠寺庚申供養塔 宝珠寺 「同行二人」
天王社 天王社御嶽山座権現へ
茂兵衛資料館を横目に パナソニック跡地
長久保公園藤棚下 長久保公園花壇

写真:八柳

 8月最終日曜日、処暑とは暦の上だけ、今日も朝からの猛暑。それでも元気なウォーカーが辻堂駅前町公園に参集した。冒頭リーダーから、今日、予定していた茂兵衛資料館の見学は、館主の石井さんが怪我で入院したため、案内できないという残念な話があった。
9時15分、出発、駅方面に戻り駅前商店街を歩く。ここは辻堂の景観10選の一つ、商店街の要望で景観に入ったのか、これも景観である。
昔からの辻堂地区の道はくねくねしている。先頭が各所で止まって後ろを確認しながら歩く。
最初に訪れたのは宝珠寺(景観8)。宝珠寺は、南の宝泉寺に対して、「北の寺」とも呼ばれている。八松山明王院宝珠寺といい、創建、文治年間(1185〜90)の真言宗の古刹である。境内石段の左側下には市指定の文化財の庚申供養塔があり、そこには見ざる、聞かざる、言わざるの三猿像がありましたが、ご覧になりましたか。石段右には「同行二人」の石柱、あなたは誰と歩きますか。

寺の反対側が天王社、昔の辻堂の原風景をわずかに残している言われる所とのこと、松林が残っていた。このあと茂兵衛資料館前を通過する。館主の石井氏は、昔、辻堂の名主で敷地の一部に資料館があった。一度は見て見たい所である。
そのあと、フェンスで囲まれた元パナソニック工場の跡地を所々にある覗き窓から中を眺め長久保公園へと向かった。工場跡地(約6万坪)は、現在、一面野原で、まだ建設に着手していないようであった。計画では2013年には太陽光発電システムと家庭用蓄電池使用の大型住宅地、スマートタウンとなる予定であるという。
長久保公園着、10時10分頃、藤棚の下で、ウォーキング教室、テーマは三角巾の使い方であった。その後、完歩者の表彰があり、リーダーから、気温が高くなって来たので、予定のゴール辻堂海浜公園までウォークを継続することは困難と判断したので、ここで安全のため取りやめ解散することにするとの話があった。不満も残る人もいたが、安心・安全を標榜する当会の方針なら已むをえなかろう。(八柳修之)