サマーシリーズ(6)早朝ウオーク
湘南の朝景色
2012年
09月01日土)

天気:くもり参加者:332名 距離:10km
コース:山本公園→海風のテラス→サーフビレッジ→県立辻堂海浜公園→海浜自然生態園→しおさいの森→ヘッドランド→茅ヶ崎公園
小田急江ノ島駅 山本公園 出発式
公園を一斑出発 円形の西浜歩道橋(134号線)を渡る
風のテラス 雲行き怪しい 海浜自然生態園 木道を歩く
134号線の浜須賀歩道橋(斜張橋) 黒松の砂防林 しおさいの散歩道
ゴールの茅ケ崎公園 IVVシールを渡す サマーウオーク完全完歩で満足そうな参加者
写真:藤井

  赤い駅舎の片瀬江ノ島駅を出ると左前方、ビルの脇から陽が昇っていた。今日も暑くなるのだろうか。ここのところ猛暑が続いている。駅から河岸を歩いて山本公園に着いた。この公園は松林であった。木陰が沢山ある。
 今日はサマーシリーズ6回目の最後である。受付を終え、参加シールをもらう。6回のうち4回参加されれば完歩賞がもらえる。多くの人がもらえているようで、楽しい談笑が聞こえていた。そして9月1日は防災の日であり出発式には会長から、この湘南の防災についての話があり、受け取った地図裏面には津波ハザードマップが載っていた。

 山本公園を出発し、国道に出ると湘南のおしゃれな円形の西浜歩道橋を渡った。ここからの眺めが良く、広い海原の上には怪しげな雲がたなびいていた。夏の終わりの海岸が遠望できた。黒ずんだ伊豆・箱根の山々が水平に小さく見えていた。国道の歩道から“風のテラス”に向かって、ゆるい階段を上りきると大海原だ。大空に気になる大きな黒い雲があった。陽は弱く、薄曇りで猛暑の暑さは感じられない。心地よい風が時折吹く。サーフビレッジにはサーファーを多く見かけ、ボードを付けた自転車が我々ウオーカーをすり抜けてゆく。

 県立辻堂海岸公園で一休み。松林の木陰で1班は列をなして出発を待っていた。一息つく間に女性の方が袋に入った菓子類を身近な人たちに配っていた。こんな一時が楽しいのだ。辻堂海浜公園を交通展示館がある方から出て、辻堂浄化センターを回って、浜須賀に来た。左側の建物なぎさギャラリーの前を行き、奥に海浜自然生態園があった。海岸に生息する砂草とか砂防林に生息する植物を紹介する施設だ。砂地に這う植物を見るが、花の時期からはずれているのか何か寂しい感じであった。ここのボードウオークを一巡して、浜須賀歩道橋を渡るとすぐ目の前は海だ。この歩道橋は白く綺麗で斜張橋といって、斜めの白い塔から3本づつのケーブルによって橋桁を吊って有るものだ。海岸では地引き網でもおこなっているのか、多くの人だかりを目にする。
 
 再び、海岸を左手にサイクリングロードを西に向かう。やがて砂防林の松林の中を歩くのか、入口が一人ずつしか入れず順番を待つことにした。松林の中は風砂に耐え抜いているのか奇形な幹をもつ松が多い。“しおさいの森”と名付けられたこの森を抜けるとそこはヘッドランドであった。そして海岸のボードウオークを楽しんで茅ヶ崎公園には11時頃であったろうか、雨が降る前にゴールできて良かった。
 午前中の一時、暑さもちょっと和らぎ無事に歩き終えたことに感謝しましょう。(藤井誠)