納めのウォーク 寒川神社
2012年
12月26日水)

天気:快晴 参加者:296名 距離:14km
コース:円行公園→秋葉台運動公園→勘兵衛地獄→茅ヶ崎里山公園(昼食)→さむかわ中央公園(解散式)→寒川神社(ゴール)→宮山駅

円行公園 出発式 秋葉台体育館(カブトムシ)
慶大の脇 勘兵衛地獄
善谷寺の石段 茅ケ崎里山公園の高台から
茅ケ崎里山公園 管理棟ので昼食 白峰寺のまえ
さむかわ中央公園 寒川神社 神門の神話ねぶた
寒川神社本殿にお参り 七五三詣での子も

写真:石井

 今年も残り少なくなり、歩き納めは恒例の寒川神社に詣である。
クリスマス寒波の襲来で、日本全体が何年振りかの寒さになっている。よく晴れて北風が冷たく吹き抜ける円行公園に300人近い人が集まった。ひろばは朝日に照らされて霜が解けてぬかるみ、出発式は足元に気おつけながら行い、9時45分ころに3班に分かれて出発した。
桐原工業団地を抜け、さらに住宅地を行くと富士山が良く見える交差点に出た。ここが秋葉台運動公園で、ユニークな銀張りの体育館(通称カブトムシ)の前で小休止。
ジャンボゴルフ場前からは、青空に真白な富士の頂上部分が輝いて見える。慶応大学のバス停から慶大南側に沿い行き、校舎は林に囲まれ見ることが出来ない。しばらく行くと整備された公園風のひろばに案内板が立ち勘兵衛地獄とある。遠藤地区の史跡で慶大が建てられる前、山林で囲まれた所に直径4m、深さ2mほどのすり鉢状の窪地があり、雨が降るといつも水がたまり陰気な場所であったといわれ、持主の屋号が勘兵衛からこの名称が付いた言われる。今は憩いの広場になっている。

彼岸花ウオークで毎年訪ねる小出川を渡ると、茅ケ崎の畑が広がり里山風景が残る住宅地を通り、善谷寺の石段を上がり境内を抜けると、11時30分ころに広大な県立茅ケ崎里山公園に到着、管理棟の前で昼食休憩となる。高台からは富士山が展望出来たが、昼食後には雲に隠れてしまった。
12時15分ころにスタート、小出川中央通りを一列歩行で行くと、西日をあびて長い影が何もない畑にうつる。途中から細い路地に入り、お寺らしくない白峰寺前を行く、隣にはペットの葬儀(墓)の場所もあった。再び小出川を渡るが、いつのまにか川幅が広がり茅ケ崎を縦断して相模川に合流する。寒川の住宅地にくると風が遮られ暖かく感じられ、13時ころ広大な芝生のさむかわ中央公園に到着、富士山は完全に雲に隠れたが、大山は良く見える。ここで伝達式を行い、目的の寒川神社に向かう。

寒川神社は相模国一之宮で全国唯一の八方除の守護神である。正面の神池橋の太鼓橋を渡り、元旦0時に点灯する神話ねぶた(昨年まで干支ねぶた)を掲げる神門を潜り、今はお参りもまばらな御本堂で今年一年の無事を感謝し、来年も元気で幸せな年であるようにお祈りしたことでしょう。(石井邦敏)