ウオークメイト(歩友会)藤沢市後援
湘南大庭の景観めぐり
2013年
02月21日木)

天気:晴 参加者:97名 距離:9km
コース:遠藤公園→緑のプロムナード(景観1)→小糸川沿い(景観2)→二番構公園(景観3)→裏門公園(景観4)→大庭城址公園(景観5・昼食・W教室)→臺谷戸稲荷周辺(景観7)→臼井さんの梅林→
シークロス公園(解散)…辻堂駅北口
遠藤公園での出発式 ライフタウン住宅地
枝振りで想像する小糸川のしだれ桜 中央けやき通り
二番構公園 覗き窓から見た裏門公園
大庭城址公園へ上り道 大庭城址公園の紅梅
臺谷戸稲荷 臼井さんの梅林

写真:八柳

朝方、冷え込んだが、日中風もなく穏やかなウォーキング日和であった。
集合は湘南台駅、辻堂駅からバスで20分ほどにある遠藤公園というアクセスであったが、97名もの参加者があった。
10時30分出発。コースの前半は湘南ライフタウン。昭和42年度からの藤沢市西部開発事業により、それまで谷戸と丘陵であった所を住宅地、学校、市民センター、ショピングセンターと計画的に開発された新しい街である。
住宅地内の道は緑があり工夫された道であったが、緑のプロムナード(景観1)は期待に反するという声が多かった。
ライフタウン内を流れる小糸川の永山橋から両側約100mのしだれ桜は、地区の人の自慢である。まだまだ桜の季節には程遠いが、その枝振りから満開時を想像できようというものであった。4月12日の例会、「小糸川のしだれ桜」の下見と考えよう。
住宅地から中央けやき通りという両側ケヤキのタウンを二分する大通りに出ると大型スーパー、高層住宅が続き、二番構公園で小休止する。水源は分からないが噴水、自然石を活かした流れの散策路があり、遊具もあり地域の人の憩いの場であろう。公園を出た所、以前消防の訓練場所であったと記憶するが、大型マンションとなっていた。

次に訪れたのが湘南大庭市民センターの隣接している裏門公園。公園と名がついているが、フェンスで囲まれ中に入る事が出来ない公園である。ニュータウンの開発にあたり遊水地として造られたが、そのうち野鳥が棲みつき保護区としたのであった。覗き窓から様子を覗うだけ、肉眼では観察できない。フェンス沿いに進み、大庭城址公園に到着したのが、11時40分ころであった。
大庭城址公園は、平安時代、この地を領有していた大庭氏によって築かれ、その後北条早雲によって攻め落とされたと伝えられる大庭城の跡地で、現在では桜や藤の名所として市民に親しまれている。今の季節は、うっすらと紅梅、マンサクが咲いていた。12時15分までランチタイムとなる。

ウォーキング教室の後、午後の部スタート。大庭城址を下って舟地蔵伝説のある舟地蔵前を通り、谷戸の原風景が僅かに残る臺谷戸稲荷周辺へ。稲荷神社のタブノキ、ムクノキ、エノキは神奈川の名木100選に選定されているとの案内があった。その先進むと、この地域にも大庭神社があり、前を通って臼井さんの梅林へ。露木さんが懇意にされているとかで、梅林の中を通らせていただき観梅、未指定景観の価値ありであった。大庭隧道を出て羽鳥交番前から国道1号線、二ッ谷バス停前から南へ向かいシークロス公園で解散、13:30定刻どおりであった。(八柳修之)