ウオークメイト(歩友会)藤沢市後援 片瀬・鵠沼の景観をあるく |
2013年 03月18日(月) |
|
天気:曇り 強風 参加者:85名 距離:7km |
コース:新江ノ島水族館脇クラゲ広場→弁天橋(片瀬景観2)→134号線沿い(景観7・9)→龍口寺(景観9)→常立寺(景観10)→一遍上人地蔵堂跡→片瀬カトリック教会→山本公園→鵠沼海岸住宅地→湘南海岸公園入口広場(解散式)→134号線陸橋(鵠沼景観4)→小田急鵠沼海岸駅 |
強風下の出発式 | 荒れる海 |
仏舎利塔見えますか | 東浜からの江の島 |
龍口寺山門をくぐって | これがパンフレットの撮影位置 |
五重の塔を見て下る | 日蓮上人が幽閉されたという土牢 |
しだれ梅は終わっていた常立寺 | 一遍上人地蔵堂跡 |
和風の片瀬カトリック教会 | 134号線を避けて住宅街を歩く |
朝からあいにくの強風、水族館脇のクラゲ広場の開会式でリーダーから、コースを大幅に変更して実施する旨の挨拶があった。 10時10分、砂塵が舞う中出発。境川河口の弁天橋からみる上流の両岸はボートが係留され、龍口寺の仏舎利塔を望む景色は片瀬地区の景観に選ばれているが、マンションが建ち並び選考当時の景色とは違っていたようだ。 海岸出て腰越付近まで東浜の海辺を歩く予定であったが、予定を変更し134号線片瀬東浜海岸信号を渡り、467号線を龍口寺へと向かった。 龍口寺は日蓮上人の「龍の口法難」で知られる寺である。日蓮宗の方なのか歴史に詳しい方なのか法難の事を説明されていました。境内に入り、明治43年に建てられたという五重塔下まで上り、日蓮上人が一時幽閉されたと伝えられる土牢を見て寺を後にした。 次に訪れた日蓮宗常立寺の枝垂れ梅は毎年、観光客で賑わうほど有名であるが、残念ながら見ごろが過ぎてしまっていた。降伏勧告に来た元の使者杜世忠ら5人が、北条時宗によって斬首されたと伝えられる使者の塚を興味深くご覧になっている方がいた。同じころ、鎌倉に入り布教しようとし、北条時宗によって拒否された時宗の一遍上人が、片瀬で念仏布教した地蔵堂跡は僅かに案内板があるだけであった。 境川の山本橋を渡り、右岸にある和風建築の教会、カトリック教会を見学した。 中に入れていただき教会関係者の説明を聞いた。もともと山本家の聖堂であったが、昭和14年教会建築にあたり、当時の戦時状況を考慮し和風とし十字架も掲げない教会として建てられたという。内部も簡素でカトリック教会に見られる荘厳さはなく、建築当時の状態であるようだ。道路一つを隔てたその山本家が寄付した山本公園で小休止した。 休憩後、134号線をサーフビッレジまで歩く予定であったが、風をさけて134号線に並行する住宅地に道を湘南公園入口まで歩いた。当初予定では昼食であったが予定を変更し、ウォーキング教室と完歩表彰式を行った。 昨年の5月から始めた「ふじさわの景観130景をあるく」のスタンプ帖のシールが60景に達した12名の方にウォーキングウォッチが贈られた。このあと、134号線陸橋からみられる鵠沼の景観を通り、鵠沼海岸駅で12時過ぎ解散となった。今日は、強風中、皆さん、お疲れ様でした。(八柳修之) |