ゆっくりウオーク
菜の花ウオーク
2013年
03月22日金)

天気:快晴 参加者:346名 距離:11km
コース:小田急線長後駅→長後公園→長後南歩行者専用道路→長後北歩行者専用道路→上飯田西公園→宮下新橋(和泉川・菜の花堤)→地蔵が原(昼食)→泉中央公園→作右衛門公園→和泉町第二公園→地下鉄立場駅

ウオーキングマップ
桜咲く長後公園にて受付 チーフリーダーからコース説明を受ける
長後南歩行者専用道路を行く 長後北歩行者専用道路を歩く
いちょう団地内の河津桜 泉区特産のきゃべつ畑を歩く
和泉川のほとり 菜の花と桜が満開
地蔵が原でお花見しながら昼食 伝泉小次郎城跡を行く

写真:池内

  お彼岸に入って急に暖かくなってきた、季節は確実に巡ってきた。
集合場所である長後公園の桜がほぼ満開となって私たちを喜ばせてくれる。今日は菜の花を愛でるウオークであるが、一気にお花見ウオークとなりそうな気配がして来た。朝は少しひんやりするが桜の下で受付を済ませ出発する。歩行者専用道路を真っ直ぐ北に向かって歩く。
 南歩行者専用道路と、北歩行者専用道路は直線で北に向かっている。かつては田圃や畑地の灌漑用水の水路であったが、宅地化が急速に進み、今は役目を終え歩行者専用道路に変わっていった。
 いちょう団地に入ると街路のピンクの河津桜が満開で気持が和らぐ、いちょう団地は神奈川県営住宅で昭和40年代に建設された。48棟2238戸あるが、今や高齢化が進み住む人も減少してゆく、現在約2割の外国人が居住しており、24ヶ国に及ぶと言う。
  
 上飯田西公園でトイレ休憩のあと一気に和泉川のほとりに向かう、泉区役所前まで500m程の川岸の土手を満開の菜の花と、満開の桜並木の中を歩く。これ以上求めようがない陽春に、和泉川の水面がキラキラ輝きセキレイが飛ぶ、昼食休憩となった地蔵が原も、満開の桜の下でお花見しながらのお弁当となった。
 午後は泉区の古刹長福寺境内の一部であった泉中央公園に立ち寄る。この公園は鎌倉時代に活躍した伝泉小次郎の城跡と云われている。泉小次郎は鎌倉時代の「吾妻鑑」によれば信濃の国上田の住人で、源頼家の若君(千寿丸)を擁して北条義時に対し謀反を起こしたが鎮圧されたと言う。公園一帯が寺域であっため当時の地形が良く残されている。城跡の土塁、空堀の間を抜け作衛門公園に向かった。ゴールの和泉町第二公園は近い。(池内淑皓)