KWAパスポートシリーズ第5弾   
神奈川県歩きたくなる道 50選―04  アンコール大会2

湘南海岸砂丘の道
 自由歩行
2013年
05月19日日)

天気:晴れ時々くもり 参加者:561名 距離:10km 22km
コース:奥田公園→境川橋→新江ノ島水族館→サーフビレッジ→辻堂海浜公園(@ ゴール)→辻堂駅→大庭隧道→二番構公園→ 遠藤公園→秋葉台文化体育館(Aゴール) →湘南台駅 
奥田公園 陽を受けて出発式 境川左岸 
観光センター前でCP風景 雲の上に富士の頂上が見える
ハマヒルガオが満開 ビーチバレーで賑わう 遠くに富士
辻堂海岸 砂丘の道 辻堂海浜公園 富士が見えますか
辻堂海浜公園 南洋の風景 大庭隧道を潜る
大庭台墓苑前のけやき並木の緑が美しい 二番構公園で昼食
中央けやき並木  キバナコスモスが満開
遠藤矢向交差点付近 秋葉台体育館 けやきに囲まれたCP
写真:石井

 KWAパスポートシリーズ第5回のアンコール2がFWA主幹で開催され、大勢のみなさん(561人)が、奥田公園に集まった。
週間予報では雨模様であったが、幸い予報は良い方にはずれ、雲が多めながら晴れとなった。ウオークには暑い日になったが、やや強いさわやかな風が吹き、今の時期のウオーク日和となった。
9時20分ころ、自由歩行によるショートコース(10km)とロングコース(22km)は、途中までコースが同じで一緒にスタートした。境川沿いをウオーカで連なり、川風を受けて江ノ島まで気持ち良く歩く。
観光センター前で一回目のCPを受けて海岸コースに入ると、湘南を代表とする風景が広がっていた。海の向こうに、雲に浮かぶ富士の頂きを見せてくれた。波間には相変わらずサーファーでいっぱい。海水浴シーズンを前に早くも海の家が建築中、砂浜では観光地引網などで大賑わい、その上空にはトンビが旋回するおなじみの光景が見られた。また、遊歩道の脇の砂丘には、這うように咲くハマヒルガオが、うすいピンク色の可憐な花を見せくれた。これらの湘南の風景を楽しみながら歩く。

辻堂海岸では、砂が砂防柵を埋め尽くし、遊歩道まで押し寄せ、まさに砂丘の道となり、ところどころで足をとられながら、行交うサーファの自転車に注意して歩く。広い辻堂海浜公園の花の庭がショートコースの解散場所でIVVを受取り、ゴールの辻堂駅に向かう。ロングコースは辻堂駅を抜け、駅前の様変わりした様子に目もくれず、国道一号線を横断して行くとトンネルが見えてくる。湘南ライフタウンと辻堂駅を結ぶ大庭隧道である。500mの長いトンネルでうす暗い歩行道を抜けると、鮮やかな緑のけやき並木が向かえてくれる。けやきは背が高く青空によく映える。けやき並木は、湘南ライフタウンを南北に縦断するように約3kも続き、日蔭となり快適に歩く。
丁度お昼どきとなり、二番講公園の藤棚の下で昼食をとる。すでに緑に囲まれた公園で思い思いに昼食を楽しんでいる人を大勢見かけた。15分ほど休憩して、再び大きく伸びた立派なけやき並木行くと、遠藤公園で2回目のCPを受ける。遠藤矢向交差点にくると、目にも鮮やかな黄色の一帯が目に入る。キバナコスモスが群生し、陽をあびてめいっぱい花開き楽しませてくれた。

ここからは、一色の工業地帯を通り、ロングコースの解散場所の秋葉台体育館のけやきに囲まれたところでIVVをもらい、30分程のゴールの湘南台駅に向かった。(石井邦敏)