毎年、5月最終日曜日は、「ビーチクリーンアップかながわ」は、今年で３７回目となり当協会も参加してから１３年にもなる。
今日は海岸の６箇所でビーチ清掃が行われ、片瀬東浜海岸には色とりどりののぼり旗が立ち、プラカードを見ると町内会、企業、各種団体で約１０００人近くが集まった。開会式（９時）の後東浜海岸の清掃活動（ゴミ拾い）が始まり、広い砂浜も人人で埋まり、約４０分ぐらいで終了した。

当協会は２８人で毎年このくらいだそうだがもう少し参加があるといい思うが。１０時にウオークの谷村リーダーを先頭に東浜海岸を出発。朝から夏の太陽がふりそそぎ暑いが、爽やかな海風に吹かれ気持ちが良い。腰越から神戸川沿いの道を行き、腰越行政センターでトイレ休憩、モンタナ教会をまがり室ケ谷入口から、広大な緑の森が広がる広町の森に入る。尾根道に登りに入ると、緑濃い原生林のような森に圧倒されながら、山道を気持ちよく歩く。参加者からこの道は初めてだが素晴らしいコースとの声があがる。森が切れたところに出ると、相模湾展望出来る場所に出る。眼下に七里ヶ浜住宅街広がり、その奥に光る相模湾がかすんで見える。

さらに森に囲まれた尾根道を、谷から吹き抜ける爽やかな風を受け快適に歩く。途中には竹林のトンネルがあり、さらに最近倒れたらしい山桜が、根こそぎ倒れ道をふさぎ注意して乗り越える。この森をよく見ると山桜が多いようだ、桜の時期に歩いてみたい。尾根道を下って行くと突如として鎌倉山の住宅地にでる。しばらく鎌倉山の変貌（新築）する住宅を楽しみ、稲村ケ崎への下りに入り、緑濃い下り道を行くと、日蓮袈裟掛の松の碑に出た。約９０分の山歩きを楽しんだ。
江ノ電の踏切を渡り、国道１３４号線は車で渋滞、地下道を潜り砂浜に出た。稲村ケ崎には１２時１５分に到着、ここで解散となり、直接帰る人もいたが、ほとんど日蔭の階段に腰を下ろし昼食後、近くの江ノ電稲村ケ崎駅に向かった。
谷村リーダーから広町の森にはいくつかコースがあり、今日のコースが好評だったので、またコースを考えてみたいとのお話がありました。今日は夏の太陽が照りつけるなか、ほとんどが森の中を歩き、暑さを忘れさせてくれたすばらしいコースでした。（石井邦敏）


ＦＷＡの旗を持ち参加（写真：八柳）	ビーチクリーンの開会式の風景（写真：八柳）

片瀬東浜海岸を出発	腰越行政センターで休憩

広町の森　尾根道へ	尾根道の上がり

相模湾展望付近	森の尾根道

竹林のトンネル	最近根こそぎ倒れた桜

鎌倉山　白亜の豪邸の白バラ	稲村ケ崎への下り

江ノ電の踏切	ゴールの稲村ケ崎