特別ウオーク
にいがた湊まちしもまち歴史ウオーク
2013年
06月07日(金


06月09日(日)

 天気:6月7日(曇り、時々雨、のち曇り)、 6月8日(曇りのち晴れ)、6月9日(晴れ)
参加者:47人
距 離:6月8日(土)、38km、18q、8km 6月9日(日)、15km、22km 
コース: 
 
第一日目6月7日  藤沢駅(7:00出発)〜<関越自動車道>〜 新潟県大平森林公園散策〜弥彦神社参拝〜新潟古町東横イン泊(17:00)

第二日目6月8日(18kmコースを記述)新潟市陸上競技場スタート〜八千代橋〜朱鷺メッセ〜歴史博物館〜護国神社〜関分記念公園〜陸上競技場ゴール

第三日目6月9日(22kmコースを記述) 陸上競技場スタート〜柳都大橋〜新日本海フェリー前〜新潟みなとトンネル〜旧小澤家住宅〜古町通りを歩〜白山神社〜陸上競技場ゴール〜日帰り温泉に入る〜<関越自動車道、首都高速道路>〜藤沢駅21:00着


新潟市歴史博物館みなとぴあ

  写真提供:池内

第一日目6月7日(金)
曇りがちの藤沢を出発、関越自動車道を走り三国峠に向かう、冬であれば多くのスキヤーで込み合う土樽、石打、湯沢辺りも今日は殆ど人影が見えない。
 国境の長いトンネルを越えると、気候が変わるのが良く分かる、雨が降っているのだ。私たちは雨が降っても予定通り大平森林公園を散策する事にした、傘をさしてのウオークであったが途中で雨が上がる。ここまで来たら弥彦神社に立ち寄って、道中の安全祈願をしてからホテルに向かうことにした。
         
雨の中大平森林公園を散策 湖一周ウオークの最後には雨が上がってきた
弥彦神社にて道中安全祈願をする 神社境内を散策

第二日目、第三日目は、第四回にいがた湊まちしもまち歴史ウオークに参加
  
                     写真スライドショウをご覧下さい

第二日目6月8日(土)
曇りがちであったがまずまずの天気、38kmコースは8時30分のスタート、18qを歩く私達も列の後に続いて出発する。信濃川沿いに河口に向かって歩く、昭和4年に架け替えられた国指定重要文化財の「萬代橋」の美しさに圧倒される。
この橋は、先の新潟大地震(1964)で唯一損傷のなかった橋で、新潟市のシンボル的な存在となっている。道路として使われている現役の橋で重文は、日本橋と萬代橋の二橋のみである。
 新潟市歴史博物館を通り抜けて日本海側に出ると、防風、防砂林の中を西に向かう。
全ての松が海岸から陸に向かって曲がって成長している、ここはいかに風が強いか良くわかる。途中「ドン山」と呼ばれる丘の上に立ち寄る、明治6年から大正13年まで正午に空砲を撃って市民に時を告げた記念すべき場所であると云う。
 コースは護国神社を通る、明治維新の際、国事に殉難した英霊達を祀る「招魂社」が前身である。鳥居を潜ると、戊辰戦争で幕府に殉じた日向国高鍋藩の墓標が並ぶ。
 神社から30分程歩くと関分記念公園に出る、信濃川の氾濫を防ぐために大正11年大河津分水として開削し、更に昭和47年に関屋分水路として完成させた。この水路により町は「島」となった。もともと新潟は信濃川の河口に生まれた「潟」なのだ。
 ウオーキングコースは分水路の土手道を通り、信濃川畔のサイクリングロードに出ればゴールは近い。
第三日目6月9日(日)
 
今日は快晴朝から暑い、帰路の道路混雑を考えて13時に出発となり、私達は 「15kmしもまちコース」を選んだ。出発に先立ってマーチングリーグ等の表彰式があった、FWAから斎藤郁子さんがスーパー マスター ウーカーの表彰を受け、福井正彦さん、長山元美さんがKKMLの表彰を受けた。

 今日のコースは信濃川の河口に出て、港口を結ぶ長さ1423mの海底トンネルを歩く。涼しくて気持ちが良いが、もし大地震が発生したら怖いなと思いつつ、足早に通り抜けた。
 この信濃川、源流を甲武信ヶ岳にとり「千」程も「曲」がるから千曲川と名付け、長野県内を流れる間は一度も名前を変えることなく、新潟県に入って信濃から流れてくる川と云うことで「信濃川」と名が付けられた、全長367km日本一の大河である。
 コースは北前船で財を成した旧小澤家住宅前を通る。この住宅、明治期町家の典型的な例で、豪商の屋敷構えを構成する一連の施設がほぼそのまま残されていると言われている(市文化財)。 今日のウオークコースのハイライトである古町通りを歩く、この古町は明暦元年(1655)に設けられた歴史ある道筋で、商業の中心地として新潟市を支えて来たと言う。
 古町を抜け、新潟の総鎮守として歴史ある白山神社の鳥居を潜れば、間もなくゴールだ。
日帰り温泉に立ち寄って一汗流し、ビールで完歩の乾杯が待ち遠しい。(池内淑皓)
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