「せせらぎ公園の花菖蒲」
2013年
06月14日金)

天気:曇り 参加者: 97名 距離:15km
コース:勝負前公園 → 川匂神社→ 下小竹公園 → みかん山 →せせらぎ公園(昼食)→ 果樹公園(解散)→ 二宮駅

「勝負前公園」でのストレッチ 赤い葵の花の道 
「西光寺」に入る カヤの大木と地蔵 
「三寶洞 中村川沿いを行く
みかん山への登り口のぶどう棚 みかん山への坂道
せせらぎ公園の花菖蒲 見ごろな花菖蒲
「葛川」沿いを行く 「二宮果樹公園」(ゴール)

写真提供:露木

 昨日、一昨日と続いた雨が朝方まで続き、家を出る時は傘が必要な天気であった。集合場所の二宮駅北口近くの「勝負前公園」に着いた頃には雨もあがり、青空ものぞかれてきたので、「予定のコースを行きます」とのリーダーの決定宣言があり、コース説明の後、ストレッチを十分に行い、9時50分にスタートした。
 天気であれば3班くらいの班構成で行く予定であったが、天気が影響してか約100名の参加者であったので、班構成をせずまとまってのスタートとなった。東海道線に沿って暫く進み、右折後緩い上りを少し行くと、「二宮町運動場入り口」の看板が右に見え、そこを左折、やがて「川匂神社」(かわわ神社:相模の国二ノ宮)の看板も見えてきた。今回は神社へは寄らず、駐車場のトイレを借りての一時休憩となった。(10時半)この先昼食場所の「せせらぎ公園」までトイレが無いので、ここでしっかりやっていくようにとのリーダーの指示であった。

 再出発し、すぐ近くの「西光寺」(真言宗東寺派の由緒ある寺)に寄った。門の手前に「子育延命地蔵尊」があり、門を抜けた境内には室町時代からあるという樹齢500年のカヤの大木(町の天然記念物)があり、その周りはたくさんの地蔵が囲んでおり、さらにその外側は「さつき」の植え込みがあった。また、庭には立派な鐘楼や観音像、空海の像などがあり、奥には「三寶洞」という洞窟があり、その途中に「慈光殿」というのがあって、たくさんのお地蔵さんが祀られていた。そこを出て暫く進むと「中村川」にぶつかり、左岸を行き、右に収穫済みのたまねぎ畑を見て、「東海道新幹線」の下をくぐり、さらに「厚木小田原道路」の下をくぐると「下小竹公園」に到着、そこを通り抜けて、いよいよ「みかん山」の登りに入った。

 道の左右にはぶどう棚に小さなぶどうの実が垂れ下がっていた。みかん山への道はかなり急な坂で汗を一杯かいて、30分ほどで頂上に着いた。(11時40分)ここは快い風が通り、一服。あたり一面がみかん畑であり、白い花が散って、青い小さなみかんの実がついていた。あとは一気に下り、12時には「せせらぎ公園」に到着。ここの公園の花菖蒲は「かながわ花の名所100選」にも選ばれており、6月中旬が見ごろであり、この時期には「ホタル観賞会」も開かれている。ここで昼食をとり、よく整備された公園には、今を盛りと「花菖蒲」、「あじさい」、「半夏生」が咲き誇っていた。

 ゆっくり花々を鑑賞後、午後は「葛川」沿いを「二宮果樹公園」に向かった。この川沿いは「桜」の名所で、春のウォーキングではここを訪れ、満開の桜を観て、俳句を募集した。1時半には「二宮果樹公園」に到着。ここは明治41年から平成7年までは、「神奈川県農事試験場園芸部」として園芸発展のために、試験研究を行ってきたところであり、平成14年から「果樹公園」として「梨」、「ぶどう」、「桃」、「柿」などが育てられている。ここで解散式を行い、最寄りの二宮駅まで誘導し、事故もなく無事に一日を終了した。ご苦労様でした。 (露木照久)