ゆっくりウオーク
横浜三塔めぐり
2013年
07月09日火)

天気:晴れ 参加者:334名 距離:10km
コース:鐘の広場→グランモール公園→赤レンガパーク→象の鼻テラス →大桟橋→山下公園→横浜市開港記念館→横浜公園

そごう横浜前 鐘の広場 グランモール公園の入口(700m続く)
グランモール公園 花壇 グランモール公園 池
横浜美術館前 ランドマークとクイーンズスクエアの中間のヨーヨー広場
帆船日本丸 汽車道を行く
赤レンガパークから三塔を望む  象の鼻パーク 横浜税関クイーンの塔
大さん橋埠頭からのみなとみらい21 横浜開港記念会館ジャックの塔

写真:石井

 横浜港の歴史的建造物の横浜三塔(キング・クイーン・ジャック)をゆっくり巡るウオークである。
7月5日に例年なく早く梅雨が明けて、いきなり猛暑の夏本番がやってきた。暑さに慣れてない体にこたえる。
横浜そごう前の鐘の広場に、暑さに負けないみなさん334人が集まった。
出発式がはじまり、途中広場の鐘が9時の時報が高々と鳴った。4班に分けて出発し、日産本社前を通り、新高島駅前を行き、すずかけ通りの歩道橋を渡ると、縦に長いグランモールモール公園が真直ぐに700mも続いている。公園の両側には、横浜メデアタワー、商業施設など大きな建物に囲まれてオアシスのような存在になっている。やがてランドマークタワーが目前に現われると横浜美術館、日射しは熱く、日蔭を求めて歩く。巨大なステレス製彫刻が目に入り、ここがランドマークタワーとクイーンズスクエアの中間点のヨーヨー広場でよく大道芸が行われ賑わう場所である。

帆船日本丸が係留(固定)されている横浜みなと博物館を通り、レールが残る汽車道に入ると、ランドマークなどの眺めがよい。日陰がなく強い日射しに汗が噴き出てくる。ホテルのトンネルを潜ると海風が吹き抜けて心地よい。歩道橋を渡り赤レンガパークに入る、目の前に大さん橋があり、大きな客船は入港していないようだ。かすんだ横浜ベイブリッジが見える。赤レンガ倉庫の東側に横浜三塔(キング・クイーン・ジャック)が見える場所がある。三箇所あるうちの一つである。ただジャックの塔は、一番低く塔の先だけが見える。
横浜三塔とは、キングの塔(県庁本庁舎)、クイーンの塔(横浜税関)、ジャックの塔(横浜開港記念会館)の三つの塔いう。建てられた当時(昭和初期)は周りに大きな建物がなく、外国船が入港するときの目印となり、船員がトランプに見立てて呼んだのが由来といわれている。今では周りに大きな建物が出来て、三塔を同時に見る場所が三箇所に限られている。そして三箇所をめぐると、願い事がかなうという伝説がひろがり、これが横浜三塔物語である。

象の鼻パークからクイーンの塔を横目で眺めながら行き、途中に横浜税関遺構『鉄軌道と転車台』(地面下)をガラス越しに覗き通りすぎる。海に大きく突き出したウッドデッキ製の大さん橋に入り、みなとみらい地区の景観を楽しみ一周すると、出口付近でここから三塔が望むことが出来るとスタッフが説明していた。ここもジャックの塔の頭部がかすかに見える。山下公園に寄って木陰で休憩。
県庁本庁舎の脇を通るがキングの塔は見えない。交差点角に横浜開港記念館の全貌が見えた。レンガ造りの歴史的な建造物(1927再建)で国の重要文化財に指定されている。
官庁街を通り、通りにベイスターズの旗が目立つようになると、横浜公園の横浜スタジアムに11時30分ごろ到着、ここで解散となった。私は三塔が同時に見える3箇所の場所を、2箇所で確認出来たが、象の鼻パークでは見逃してしまったらしい。今日はほんとうに暑い中お疲れさまでした。(石井邦敏)