サマーシリズ(2) 寒川岡田の蓮畑 |
2013年 07月17日(水) |
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天気:薄曇り 参加者:245名 距離:10km |
コース:駅前公園→大塚古墳公園→岡田の蓮畑→寒川町青少年広場→小谷小学校→さむかわ中央公園 |
大塚古墳公園に到着 | 大神塚 |
安楽寺 | 岡田の蓮畑(刈り取られたのか花は少ない) |
温室近くの見事な蓮花(鉢植え) | 極楽の匂いじゃ! |
ヒメオオギスイセン | ヒマワリ |
涼しげなため池 | さむかわ中央公園 |
JR相模線寒川駅、朝7時30頃よりこの駅前公園にウオーカーが続々と信号を渡って集まってきた。 今朝ほど、少しの雨があったが、昨日より気温が下がり26℃のしのぎやすい天気である。廻りに住宅があることでスピーカーを使わず、出発式が行われた。出発してすぐに大塚古墳公園に着き、坂道の道路を隔てて墓地に入り、小高い丘へと登った。下草が綺麗に刈られた桜木の山である。丘の上には何やら石碑が建っており、どうもここが大神塚の上であり、後ほど戴いた資料によると、「大神塚(応神塚・本堂裏山)五世紀代 帆立貝型前方後円墳(明治41年に発掘調査)全長:約50m 後円部径:約30m 高さ:約5m」と記してある。古墳を下りると安楽寺の境内に入った。どっしりと構えた本堂はとても趣のあるお寺である。我々は「高野山 真言宗 安楽寺」と刻まれた大きな石柱が立つ入口から出てきたのであった。 安楽寺から寒川駅方面に戻り、藤澤・平塚線を東へ進み、新堀排水路沿いに寒川東中学校を左手に見て、農道に入ってきた。広々とした田畑のなかをウオーカーの列は進む。蕾を付けた大きなヒマワリの脇を行く。やがて一枚の田圃の奥が蓮畑であった。そこはハス葉が茂り、花は数える程でしかなく、少し寂しかった。次ぎに、はす向かいの蓮畑に向かった。ここにはピンクに咲く花が割合と多く見られた。向かい側には温室が並び、その温室では農家の人が何やら作業していた。見ると今採取してきた蓮の花を束ねて出荷の準備をしてるところである。なるほど、蓮畑には花が少なかった事が納得出来た。ここが「後藤花園」の温室だ。数人のウオーカーがご主人を取り囲んで作業を見ていた。後藤さんが一本の蓮の花を差し出し、「これが極楽の匂いだから嗅いでご覧!」。それぞれ蓮の花を回して、鼻に近づけ嗅いでみる。「う〜ん、いい匂い、これが極楽か」。温室の脇にも鉢に入った蓮が沢山あり、見事にピンク色の大きな花に見入ってしまった。 満足して、小出川沿いの野道を進むと、オレンジ色のヒメオオギスイセンが足元で咲いていた。やがて青少年広場にてトイレ休憩をし、その後水路脇の小道を行く。水路にはとうとうと豊富な水が流れていた。小谷(こやと)小学校の脇道に来たとき、ここがヒマワリ畑と案内されたが、未だ蕾すら見えていない、かぼそいものであった。列は先を進み、スイカ畑を横目に、ため池の涼し気を感じつつ、ゴールを目指した。あるT字路を渡った先に小さな蓮池を見つけた。カメラを構える老人と共に私もシャッターを押した。一時の夏の華であった。 さむかわ中央公園到着は10時30分頃であったろうか、広々とした芝生の上にウオーカーは集まった。今日のチーフリーダーより挨拶が有り解散となった。涼しげな夏の早朝ウオークを済ませ、さぞかしビールは美味しかろう。(藤井 誠) |