神奈川県歩きたくなる道 50選―48 アンコール大会
えぼし岩と茅ヶ崎海岸のみち 
 自由歩行
2013年
07月21日日)

天気:晴れ 参加者:382名 距離:10km 14km
コース:茅ヶ崎中央公園→柳島海岸→サザンビーチちがさき→ヘッドランド→氷室椿庭園(@ゴール)→ラチエン通り→茅ヶ崎市開高健記念館→茅ヶ崎市立病院→JR北茅ヶ崎駅→茅ヶ崎中央公園(Aゴール)
茅ヶ崎中央公園 セミしぐれのなか出発式 茅ヶ崎中央公園をスタート
千ノ川 富士見橋 川沿い道 マツバボタン
鳥井戸橋 千ノ川が小川のよう 南湖の左富士の碑
浜料理の店 左富士通りを行く 茅ケ崎海岸
サザンビーチからのえぼし岩 ヘッドランドと江の島を望む
遊歩道に咲くハマユウ ヘッドランドからのえぼし岩
氷室椿庭園 10kmゴール 茅ヶ崎中央公園 14kmゴール
写真:石井

 神奈川県歩きたくなる道5選ー48のKWA認定の「えぼし岩と茅ケ崎海岸のみち」のコースを自由歩行で歩く。
例年なら今頃梅雨が明けるころであるが、今年は7月6日に明け猛暑が続きうんざりしていた。ところが先週後半から猛暑がうそのようにしのぎやすく、今日も朝は涼しかった。
集合場所のに茅ヶ崎中央公園に着いたらびっくり、セミの大合唱に迎えられた。家の近くでもまだセミしぐれを聞いていない。
セミの大合唱のなか出発式が行われ、声が聞き取れないくらいだ。朝は曇っていたが今は良く晴れている。9時20分過ぎにスタート、飯島橋まで団体歩行で以後は自由歩行である。千ノ川沿いを下り、川幅一面に水が流れていたが、鳥井戸橋まで来るとカヤ(茅)が川一面に覆い、川の真中を小川のように流れがみえるのみである。千ノ川は、茅ケ崎市の中央を流れ、茅(カヤ)が生える川として地名の由来にもなっているようだ。今宿で小出川に合流し相模川へ流れる。

鳥井戸橋で国道一号線を渡ると、橋の角に左富士の碑が立っている。左富士とは、江戸から京への街道で、左手に見える富士山のことをいう。(ほとんどが右手側に見える)浮世絵として安藤広重の東海道五十三次の「南湖の左富士」が有名である。今日は、あいにく富士山が見えないが、橋から川の正面に何もさえぎるものがなく、富士山がよく見える名勝地になっているそうである。
左富士通りを行くと浜見平団地があり、昭和39年に建てられ当時は憧れ団地で倍率も高く入るのが大変だったようだ。今は一部は取り壊され工事中の塀に囲まれていた。

柳島海岸出ると遊歩道をサーファや海水浴の自転車が行きかい注意しながらの歩行となる。日陰がなく夏の太陽が照りつけるが、海風が吹き抜けて気持ちが良い。サザンビーチは、海の家の呼び込みが賑やかで砂浜には色とりどりのパラソルが立ち家族連れなどで賑わう沖合には、えぼし岩が浮かんで見える。
遊歩道では、白いハマユウの花が咲くの楽しみ行くと、ヘッドランドの出っ張りが目の前に見えてきた。砂浜の浸食を止めるため作られた施設、広い砂浜が残っているが、少し外れると砂浜が大きく削られていた。ここから、沖合にシンボルのえぼし岩が近くに見える。ここで10kmコースと14kmコースの分岐となり、私は、無理せずに10kmコースに入り、住宅地を通り、氷室椿庭園でゴールの印もらい、雄三通りを行き11時ころに茅ヶ崎駅に着いた。(石井邦敏)