ウオークメイト(歩友会)藤沢市後援
 鵠沼・片瀬・村岡の景観めぐり
2013年
08月28日水)

天気:晴れ参加者:108名 距離:9km
コース:藤沢駅北口サンパール広場→新しい住宅地(鵠沼景観10)→桜小路公園(はす池・景観9)→風情ある住宅地を走る江ノ電(景観9)→賀来神社→松並木が続く住宅地(景観6)→遊歩道と松とボート(景観7)→しおさいセンター→下諏訪神社→片瀬山から見るまち並み(片瀬景観1)→新林公園(村岡景観1)ウォーキング教室(解散)
市による60景観歩者表彰 「これが景観です」「???」
はす池 まだ所々にはすが咲いていた。 住宅地を走る江ノ電沿いの道
運よく電車が走って来た。 ボートの形をした碑
ここが美智子妃殿下思い出のみちとか 遊歩道と松とボート
下諏訪神社 危険防止のため一の鳥居の額が
    取り外されている。
都電の敷石を活用した石畳の坂道
片瀬山ビューポイント 新林公園のラクウショウ

写真:八柳

 5月〜7月の60景観歩者20名に対し、まちづくり景観課長から表彰があったのち9時20分、サンパール広場を出発。
南口から出て最初に訪れたのは、「新しい住宅地 海辺の住い」(鵠沼景観‐10)、敷地際の石垣と松を残したマンションが評価され選定されたとのことであるが、「海辺の住い」は海岸まで3km以上もある。鵠沼橘、鵠沼桜が岡の住宅地を通り、鵠沼藤ヶ谷にある「桜小路公園(はす池)」(景観‐9)を訪れた。かつて境川の曲流で七つの池が出来たそうであるが、現在は二つの沼が残る。第二はす池は一面、はすが生茂り所々に大きなはすの花がまだ咲いていた。はす池を後に江ノ電の柳小路から鵠沼までの沿線を歩く。「住宅地を走る江ノ電」(景観‐8)は緑豊かで鵠沼らしい風景である。鵠沼別荘地の守護神を祀る賀来神社、サーフボードの型をした碑は勝海舟の奉書であった。鵠沼松が岡、桜が岡は別荘地として開発された所、松も残るが、相続からかミニ開発も進む。写真にある「松並木の続く住宅地」(景観‐6)は、美智子皇后が一時疎開し学校へ通った道で地元の人は美智子皇后思い出のみちと名付けているとか。

境川の右岸に出てると、車が通らない遊歩道「遊歩道と松とボート」(景観‐7)、休日はジョキングや散歩、サイクリングを楽しむ人で賑わう場所である。ポンプ場の辺りには江戸時代、物資の荷揚げをした紋十郎の河岸、知る人は少ない。
西浜橋を渡ると江ノ電湘南海岸駅、後にしおさいセンターという施設がありトイレ休憩。出発してから5.4km地点。気温も上がって来たので、お疲れになった方はここまで。467号線を横断、昨日、大祭が行われた下諏訪神社の神域を通り片瀬山の住宅地へ。急な坂道は本日一番の難所、標高60mの高台の高級住宅地はかつてゴルフ場があった所で、昭和40年代に急速に宅地化された。石畳の坂道は都電の敷石を利用したもの。上りつめた片瀬山ビューポイントは箱根連山、大山連峰、相模湾、藤沢市を一望する絶景ポイント(片瀬景観‐1)である。残念ながら山々は霞んで観られなかった。9月1日(日)にも同じ場所を通る例会があるので、期待したい。下って、新屋敷橋、境川左岸の道をとおり新林公園(村岡景観‐1)に着いたのは12時を少し過ぎた頃であった。ウォーキング教室、完歩表彰の後、12時20分解散となった。(八柳修之)