ウオークメイト(歩友会)藤沢市後援
わがまち ふじさわの景観130景を歩く
 御所見と遠藤の彼岸花の道
2013年
09月26日木)

天気:晴れ参加者:96名 距離:9km
コース:打越公園→メタセコイアの並木道(遠藤景観1)→慶応大学キャンパス(遠藤景観2)→小出川の彼岸花(御所見景観8)→遠藤の彼岸花(遠藤景観3)→小出川花とせせらぎの道(遠藤景観4)→慶応大学越しに見る富士山(遠藤景観9)→秋葉台運動公園と文化体育館(遠藤景観8、昼食・ウォーキング教室)
→円行公園(解散)→湘南台駅
出発式 打越公園 慶大キャンパス内
ひょうたん池から見る景観ポイント この木 エゴの木
構内にある浅間神社 小出川右岸を大黒橋に向けて
振り返る景色もよい 横浜から来た彼岸花を撮る人
数少ない白い彼岸花 慶大越しに富士は見えず
地域のランドマーク「かぶと虫」 円行新橋からの天空の城

写真:八柳

台風20号の接近が報道され、当日のお天気が心配されたが、台風の進路がそれ、朝方冷え込み晴天となった。集合はバス停慶応大学下車数分の打越公園、公園までの道筋のメタセコイアの並木は遠藤の景観1であった。
10時15分頃、出発。慶応大学湘南キャンパスに入る。すでに授業が始まったのか、学生の姿は殆ど見られない。まだ紅葉が始まらない学び舎の道をすすみ、一段高い場所にあるコンクリート校舎群を右に見て進むと、大きな池があった。ひょうたん池といい、池越しに見る校舎は遠藤の景観2である。
慶大湘南キャンパス(SFC)は1900年に開設された。池の先の中高校舎の先に浅間神社、その前に縄文時代の堅穴居住跡の碑があり、この下の地中に12,000年前の住居跡が保存されているという。慶大は1986年に学校用地を主として相模鉄道が所有していた土地を取得したが、地元の氏神様の浅間神社をはじめ残したものであろう。

浅間神社から構内を出て下っていくと、左に竹林、右に栗林がある道、そして突き当り赤い花が見え、お目当ての小出川の彼岸花がおい出でと待っていた。
今年は猛暑で彼岸花の開花時期が懸念されたが、彼岸花とは不思議な花でお彼岸の頃、涼しくなると咲く。小出川の大黒橋から寒川町の追出橋までの間、約3キロにわたって、赤い帯状の彼岸花が続く。今回は最も一般的な鑑賞コース、右岸、大黒橋までの彼岸花をゆっくりと楽しんだ。用意したカメラや携帯で撮影した人が多かったが、振り返って見る西方の箱根連山を借景とするとよい、白い彼岸花がもう少し咲いていればよいなぁ、アングルを考えての撮影者が多かった。普段の例会では見られぬ光景でもある。

大黒橋から先の小出川は花とせせらぎの道、遠藤景観4であるが、季節には約500本のアジサイ咲く。不法投棄の絶えなかった小出川を地域の人々によって整備された道、植栽者の名前を記した札が立っている。所々に彼岸花が咲いていた。

11時頃、慶大前のターミナルに出てトイレ休憩。バス通りとは離れて畑地もある道を秋葉台文化体育館に向けて歩く。途中、慶大越しに見る富士山・遠藤景観9を通ったが、富士山が見られず、なにこれ百景になってしまった。
ランドマークは秋葉台文化体育館の銀色に輝くカブト虫、11時半頃、体育館前到着、ランチタイムとなった。12時から完歩者の表彰式とウォーキング教室、本日で60景の観歩者は49名となった。円行公園まで団体歩行し流れ解散となった。後半はただひたすら歩いた感もあったが、お天気もよく爽やかで、彼岸花には満足された方も多かったかと思います。(八柳 修之)