ウオークメイト(ふじさわ歩友会)
わがまち ふじさわの景観130景を歩く
 辻堂の景観をあるく
藤沢市後援

2014年
03月19日水)

天気:曇り 参加者:97名 距離:10km
コース:辻堂駅前町公園→クスノキのある海浜公園(景観1)→辻堂海浜公園(景観2)→辻堂海岸(景観3)→134号線(景観4)→せりだした松(景観5)→引地川右岸川沿いの遊歩道→長久保公園(景観6・昼食)→スマートスティ→宝珠寺と天王山(景観8)→辻堂北口(解散)

駅前町公園での開会式 クスノキのある海浜公園通り
辻堂海浜公園入口 松林の中を行く
公園お花畑 辻堂海岸をサイクリングロート
原風景が残る辻堂海岸 せりだした松
なまこ壁の美術館 引地川右岸川沿いの遊歩道
長久保公園 サンシュ 昼食はお花畑
建設中のスマートタウン 天王山の河津桜

写真提供:八柳

 前日は関東地方に春一番が吹き、当日は雨の予報もあったが、終日雨にもならず終了した。
辻堂駅南口近くの駅前町公園を10時15分出発。辻堂海浜公園への道路を直線まっしぐら。公園を出て直ぐ道路の真ん中に大きなクスノキが一本立っていた。拡幅工事で伐採されずに残ったものであろう。木の脇にある茅葺屋根のお家も貴重な財産である。

出発してから20分余、距離にして約1.5km、辻堂海浜公園に到着。旧海軍演習地跡の大きな公園である。今通って来た団地や学校も演習地跡というから演習地は相当大きな広さであった。公園だけでも199千u、海・風・光の体感公園がテーマなそうだ。
辻堂のアメダスの横からしょうなんの森という松林に入る。高台の展望台でトイレ休止。下見の際はここから富士山、烏帽子岩、大島も眺望されたが、残念ながら見られたのは江ノ島だけだった。

所々に辻海岸の原風景が残る海浜の道を、次第に大きくなっていく江ノ島を見ながら歩く。国道134号線を横断する歩道橋を渡り、昭和通り(308号)に出る。
この浜見山歩道橋は富士を観る絶景ポイントであるが今日はお隠れ。
昭和通りを湘南工科大学正門付近から右折し住宅地に入ると、道路にせりだした松があった。周辺の住民と行政の理解がなければ、枝は伐採されたであろう。その先、住宅地の中には珍しいなまこ壁の知永美術館という陶器専門美術館があった。ランチもあるようだ。

辻堂小学校前からYR湘南海岸コースを作橋に出る。作橋は古い記録にもある農作業のための橋であったが、現在の位置ではないようだ。引地川の右岸の遊歩道を長久保公園まで、車に邪魔されず歩く。川にはカモメ、サギの姿が見られた。

長久保公園の春の花木はマンサク、ミツマタ、ハナモモ、ミツバツツジが見られたが、なかでもサンシュがすばらしかった。ここで昼食、完歩者表彰、ウォーキング教室後、12時45分頃、午後の部出発。

東海道本線の車中から見ることができた桜並木は、人々の目を楽しませてくれたが、旧パナソニック工場の撤退、大規模住宅地(スマートタウン)の開発のため残念ながら伐採されてしまった。同じような形をした家々が建設中であった。
北の寺と呼ばれる宝珠寺は景観8に選定された名刹であるが、お彼岸であるため境内に入らず門前参詣にとどめ、宝珠寺傘下の天王山の河津桜を観て、辻堂駅北口デッキ前に予定どおり14時到着、解散となった。(八柳修之)