ウオークメイト(ふじさわ歩友会)
わがまち ふじさわの景観130景を歩く
 鵠沼・江ノ島の景観をあるく
藤沢市後援

2014年
04月24日木)

天気:晴れ 参加者:130名 距離:10km
コース 鵠沼市民センター→海岸線のまち並み(鵠沼4)→鵠沼海岸(鵠沼5)→片瀬西海岸→片瀬橋→江ノ島弁天橋→江島神社と参道(片瀬3)→稚児ヶ淵(片瀬5:オプション)→龍恋の鐘(オプション)→江ノ島展望灯台(片瀬4:オプション)→亀ヶ岡公園(ウォーキング教室)→聖天島公園(解散)→江ノ島ヨットハーバー(片瀬6:オプション)
 

鵠沼橋陸橋からニエアール記念広場を望み 引地川河口
鵠沼海岸 弁天橋を渡り江の島へ
青銅の鳥居をくぐり門前町へ 朱色の鳥居をくぐり奥津宮へ
滅多にお参りしない奥津宮 龍恋の鐘がある龍野ヶ岡自然の森
岩屋通りでお買い物する人 コッキング苑はお花盛り
中津宮広場展望台からのヨットハーバー 景観3:江島参道を撮る人
サザエ島に上った人 ヨットハーバーを後に家路へ

写真提供:八柳

 集合は小田急鵠沼海岸駅下車3分の鵠沼市民センター、10時20分出発。
住宅地を通り抜け引地川河口に出る。国道134号線の鵠沼橋陸橋から見られる海岸線のまち並みは鵠沼景観4である。あいにく富士山は観えなかったが、これから行く江ノ島が観られた。橋の眼下にニエアル記念広場がある。昭和10年7月に中国国歌の作曲者、ニエアル(聶耳)が遊水中に水死したことを悼んだ記念碑と胸像レリーフがある。引地川の河口で中学生が水死したことが記憶に新しいが、河口付近の海岸は潮の流れが変化するので、遊泳禁止になっている。

鵠沼海岸に出て右手に江ノ島を望みながら遊歩道を歩く。鵠沼景観5、市の案内パンフによると夕暮時の富士が綺麗なようだ。サーフビレッジ前のビチーチバレーコートは、日本のビーチバレーの発祥の地、バレーをしている人は少なかったが、一方、海はサーフインに興じる人たちがオットセイの群れのようだ。生憎、今日は殆ど風がない。
江ノ島水族館少し手前で、トイレ休憩。ここで、江ノ島奥津宮で稚児ヶ渕(片瀬景観5)に向かう人、上り下りの厳しい稚児ヶ淵を避けて、龍恋の鐘へ行く人、展望灯台(片瀬景観4)へ向かう人の三班に分かれた。島内は見所が多く、ご自分の関心と体力に合わせて自由歩行にするというものだ。灯台希望は参加者130名中、10人程度。お金で入園できるのだが志望者は少なかった。

全長389mの江ノ島弁天橋を渡り、青銅の鳥居をくぐると土産物店、食堂が所せましと並ぶ門前町を通り、朱の大鳥居に着く。この先、辺津宮への石段、瑞心門であるが、右側、奥津宮へ通じる道を木々の間から湘南海岸を見ながら上る。岩屋通りという奥津宮、江ノ島岩屋へ道に出る。羊羹屋さんの前で灯台組と分かれる。食堂やお土産物屋さんがあるが、平日、ここまで足を延ばす人は少ないようで活気がない。
奥津宮の拝殿の天井には市指定文化財・八方睨みの亀の絵(現在、掲げられているのは模写)がある。どの方向から見ても睨まれているように見えるという。筆者は以前、稚児ヶ淵への上り下りの石段で苦労した記憶があるので、龍恋の鐘コースを選択した。この辺り龍恋ヶ岡自然の森となっていて、観光のためか、江ノ島縁起「天女と五頭龍伝説」の恋物語にちなんで鐘が設置されたたもの。その伝説にあやかり、若い恋人たちが訪れるという。時折、鐘の音が聞こえる。

この後、フリーとなり、今来た岩屋通りを戻り、昼食はコッキング苑前の亀ヶ岡公園を中心に各自摂り、13時頃から表彰式、ウォーキング教室があり、13時25分出発した。下って間もなく中津宮広場のデッキから眺めるヨットハーバーは素晴らしい。辺津宮の売店の脇から眺める参道の景色は景観3。児玉神社脇からの道を下るとかながわ女性センター前の聖天島公園、14時頃、一次解散となった。さらに希望者は湘南港(江ノ島ヨットハーバー)の先端にある人工島サザエ島まで歩き解散となった。東京オリンピックのとき建設されたクラブハウスの横の新しいハウスは完成まじかであった。
久しぶりのお天気に恵まれ、それぞれ快適なウォークを楽しんだと思われます。(八柳 修之)