江尻さんのウオーキング ワンポイント アドバイス   No.2


    第2話   自分のウォーキングを考えよう、探そう



1.「頑張らないウォーキング」を考えて見ませんか

  「いつでも、どこでも、だれでも」がウォーキング普及啓発のキャッチフレーズとして提唱されている事はご周知のことですが、私はそれに「いつまでも」を加えて長く継続出来るウォーキングを考える事が大切であると思っています。
「誰もが、楽しく、無理しない」体力の強・弱や年齢・性別にこだわることなく、みんなが野外に出て自分の生活リズムに合った自然体のウォーキングを楽しむそんなことを高齢化のすすむ中で考えて見たいものです。

2.生活環境や体力に合ったウォーキングを探してみませんか。

ウォーキングは、毎日「歩くことだけ」が目的ではない筈です。
ウォーキングを通じて健康の維持・増進をはかり、癒しや精神的な豊かさを涵養し日常的に社会に貢献できる自分を創ることにあるように思っていませんか。
 日常生活で「歩けなくなった自分」を想像すると身の毛がよだつ思いがします。
「歩ける喜びを大切にしたい」「みんなに味わってほしい」と思っています。 どんな運動でも生活環境や自分の体力を無視した状態で長期間継続することは難しく、何処かの時点でトラブルが生じ破綻するのが常のように考えられます。
  ウォーキングでは、長時間の拘束や目的に見合う体力ガ必要となるときがあり、場合によっては忍耐が必要となる事も考えておく必要があるのではと思います。

3.個性を活かした美しい歩き方」を探そう

体格や体形の違い、体力、経験の差は誰もが感じることですが、自分の個性を活かした「自分に見惚れる、自分に惚れる」そんな「自分らしさ」が表現できる健康ウォーキング を探して見たいものです。
(第2話完 第3話からはいよいよ実践アドバイスです)