ウォーキングには、時間をかけて目的地まで歩く負荷に耐える身体づくりが必要です。日頃から日常生活の中で鍛えることを心掛けておくことで、確実に距離が歩けるようになり、疲労回復も進むようになります。
ちょっとした不注意や油断で発生する、つまずきや転倒での捻挫や打撲などの傷害発生を防止し、楽しいウォーキングを続けるためには、筋力に敏捷性の伴ったバランスを考慮した身体づくりを心掛けることが必要と思っています。
「もう歳だから歩けない」の声をよく耳にしますが、日頃の心掛けと軽運動の継続で克服は可能なように思っています。
○ 一時的なやせ我慢や無理な筋肉への負荷は身体の障害以上に精神的な負担を 伴うと考えられます是非避けたいことです。
先ずは、自分の身体を過大評価することを避け「自分の体力を知る」ことが出発点と思います。
○ つまずきによる転倒での打撲・骨折・捻挫などが予想以上に多いように感じられ、筋力のバランスや機敏性に起因すると考えられるケースが多く十分に注意したいものです。
* 年齢、体力に合ったバランスのとれた身体づくりを基本に強化を。
自分の得意なことだけでなく色んな運動を取り入れるように
* 強さより、柔軟性を持った筋肉づくりと維持向上を考えた運動を
* 一時的な思いつきでの筋肉トレーニングは避ける。
○ 自分の弱点を知り、強化する箇所を明確にし計画的に継続して時間をかけて行いたい。
* 身体全体のバランスを考えた運動を行い特定の一つの運動に偏らない。
* 運動の目的・方法を理解して中途半端なことは避ける。
* 無理な負荷は掛けず敏捷性を養うことに主眼を置いた計画を。
(第6話完)
第27回日本スリーデーマーチ
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