江尻さんのウオーキング ワンポイント アドバイス   No.7−1


第7−1話  パワー(体力)について

 前回までは、自分のウォークを続けるには「リズム、バランス」の自己観察
の重要性を中心に精神面について書いてみました。ご理解頂けましたでしょうか、皆さんの考えや感想をお聞かせ願えればと思っています。

 ここでは私がもう一つ重要としています、パワーについて考えてみたいと思っています。「体力」と表現すればよいのに、なぜ「パワー」なのだと疑問を感じられる方もいらっしゃると思いますが、私が考える「パワー」はその人の筋肉の力ではなく、必要な時に無意識に必要な力が出る柔軟で強靭な筋肉を持つ総合的の「体力」をイメージしています。
 私たちが日常生活を支障なく営むことの出来るのは、日常生活の中で身体の機能を駆使して、それに見合う体力を無意識の内に蓄積され発揮できた結果であると考えられます。日常生活の中で育んできた自分自身の総合体力を大切に活用し、足らざるを補う習慣をつけることが求められているように思われます。

 身体のトレーニングには精神的な裏付けが重要な役割を果たしますが、若く活動的な年代はもとより、熟年者(高齢者においても)にも身体を鍛える目的や目標を明確にした取り組みが望まれるところです。加齢による筋肉の衰えを考えずにやたらと競争心を鼓舞して、身体を酷使した負荷を身体の一部に掛けることは厳に慎みたいことです。

 ウォークにおいても、自分の体力や能力を無視して、仲間内や参加者間で競う行為は結果的に過労や傷害発生につながり、本来の目的である自分のウォークが出来ず、楽しい筈の行動が裏目に出てしまい、疲れと嫌悪感が残って後が続かなくなってしまうように思います。
第7回伊豆大島御神火ツーデーマーチ
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