第7−2話 パワー(体力)について
巷には無数の健康指導書や情報が溢れ、何が自分自身に適した運動なのか判断出来ず迷いながら、自分に不具合でしかも過剰なトレーニングを課し質より量が多ければ成果が大きいと誤解して実行し、結果として予定した成果を得ることが出来ず傷害・障害を生み、自分自身を見失うことになっていることを耳にすることは残念に思います。 トレーニングは質・量ともに個人差があり、成果についても大差があることの認識が必要と考えられますが、TVなどの健康番組では必ず「一日に何回、何セットすればよいのか」との質問があり、個人差を考えない回答が当たり前のように出て来るのに苦笑しています。 身体への無知で無理な負荷は「百害あって一利なし」であり、一時の成果に満足することなく自分の生涯を通じた体力に思いを寄せて、今の自分にとって身体の何処を鍛えておくべきか考えた日常運動を考えてみたいものと思っています。 誰々がやっているからと他人の運動を真似て成果を求める話をよく耳にしますが、体力や能力は10人10色で、人と同じことをやっても同じ成果は得られる筈がないと考えます。 |
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