寄り道・道草61
ビーチバレー発祥の地  
大雨があると、気象情報で「辻堂では一時間に何ミリの雨」とよく報道される。
辻堂のアメダスはどこにあるのか。かねがね関心があった。その場所は辻堂西海岸の海浜公園内にあることが最近になって分かった。だが辻堂海浜公園は20万uもある大きな公園である。イヤーラウンドのチェックポイントである管理事務所に聞いてみた。ご親切にその場所まで案内していただいた。なんといつも通るコースの順路、駐車場の端、トイレの近くにあった。大きな施設かと思っていたが、意外な小さな規模であった。これまで気がつかなかった人、注意して見てください。
一応の目的は達成されたが、これを機会にアメダスについて調べてみました。

アメダス、AMeDAS(Automated Meteorological Data Acquisition System ) 
Meteorologicalは「気象の」、Acquisitionは「獲得、習得」という意味である。
最初は頭文字をとりAMDASであった。しかしアムダスよりアメダス(雨だす)の方が親しみやすく面白いので、小文字でeを加えたようだ。ちなみに私のPCで「アメダス」と打ち込むと「雨だす」と出てくる。
このような気象庁の無人観測施設アメダスは日本全国に約1,300ヵ所ある。
1970年代前半頃までは、全国の気象観測地点はおおよそ100km間隔に配置されていた。それを全国を約17〜20kmの升目に区切り、自動化・無人化した観測点網を整備し運用を開始したのは1974年11月1日であった。
観測点で観測される基本気象データは、降水量、気温、日照時間、風向き・風速の4要素である。観測されたデータはNTTのISDN回線で気象庁に10分ごとに送られ、即全国に配信されるシステムとなっており、誰でもネットでみることができる。

辻堂のアメダスは、海抜5m、風速計の高さ10m、温度計の高さ1.5m、にある。
近隣地域のアメダスは、海老名市中新田、平塚市公所、箱根芦の湯、小田原市扇町にあります。 (八 柳)  参考資料:気象庁HPなど