連載
― 往き帰り 同じ道でも 違う足 ―
黒江 輝雄 前にも書きましたが、例会のコースはいろいろ工夫されています。出発点からぐるっと回ってもとのスタートの場所に戻ってくる@循環型か、出発地点とゴールが別であるA直進型かのどちらかです。
@ 循環型でも、前半を折り返して同じ道を引き返す純往復型と、同じ道は通らない準往復型があります。
これからお話するのは@循環型のうちの純往復型のことです。・・・
「行きはよいよい、帰りは・・・」といいます。
初めて訪ねるところは、どんなところだろうかと期待を込めて到着してみたら予想以上に素晴らしかったとか、それほどでもなかった等々いろいろです。
帰りの想いは悲喜交々です。
期待以上だったら、気分は上々です。帰りの足取りも軽いはずです。
反対に、そうでもなかったときは、重くて引きずるような感じになるでしょう。
― 往き帰り 同じ道でも 違う足 ― 金子 勝彦
借用させてもらったのは、最近私たちの歩き方の仲間に入会してもらった旧友の川柳です。
とても面白く、実感あふれた名句だと思ったので、ご本人の了解をいただいてあえてご披露させてもらいました。