回文
八柳 修之
毎月、金子勝彦さんの川柳や黒江輝雄さんの歩き方事始は楽しみに読んでいます。「英語、言え」ば、あなた もっとウォーキング! という題ですが、ユーモアウォーキングという意味も込めています。お二人はまさにユーモアウォーキングの実践者、お手本です。
先日、友人から全部は私の作ではありませんがと、こんな手紙をもらいました。シニアライフは「高き生き方」を目指して「私だけボケ出したわ」とならぬよう「戻れじ年として知れども」「老後依然人生行路」です。「 」内回文ですとありました。回文とは怪文にあらず子供頃に遊んだ「竹やぶ焼けた」、上から読んでも下から読んでも同じ文のことです。
短歌や俳句を詠み、歩く事は脳の活性化になるそうですが、素人には「簡単、短歌」とはいかず、それで、回文「私、寝間真似したわ」、「脳活は使うの」と、やってみました。私の「体だらか」「サイズまずいさ」、食って「寝ると肥るね」と始めたウォーキング。それが「今や病」、例会は「旦那が何だ」と放り出し、「昼飯の楽しめる日」、至福の昼飯は「スタミナ満たす」。でも、あなたのスタミナには「私負けましたわ」「指圧待つ足」、まだ「スリムは無理す」こんな楽しみ方もありますと、川澄編集長に送りましたら、「私、今、めまいしたわ」とお返事がありました。