紀行
石井 邦敏 |
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JWA主催の鎌倉歴史探訪ウオークは、七つの切り通しを7年がかりで歩くもので8年振りに参加した。コースは富士山が眺められる湘南潮風・極楽寺坂切通し(15km)にした。 天気は快晴で澄み切った青空のなか、辻堂駅近くの土打公園に9時30分に行った。すでに大勢のみなさんが集まり、私は当日申し込みで受付を済ませると、出発式が始まりストレッチを名物おばさんの指導のもと念入りに体をほぐす。 9時45分に出発、自由歩行で辻堂新町の住宅街を抜けて、引地川の上村橋から川沿いの遊歩道を下る。途中長久保公園に立ち寄り、花のプロムナードに咲く冬の花パンジーに癒される。遊歩道は、一部補修工事の部分もあったが、快適に自由歩行を楽しんだ。河口に出て鵠沼橋の歩道橋
新田義貞の鎌倉攻めで知られる稲村ガ崎に11時30分に着く、澄んだ天候に恵まれ江の島と富士山の眺望がすばらしい。 ここから一旦海岸と別れて住宅地に通り、極楽寺駅前から本日のテーマである極楽寺坂切通しに入る。この切通しは、極楽寺の開山・忍性上人が切り開いたといわれ、京と鎌倉を結ぶ主要道であり、かつては成就院の山門の高さを通っていたようだ。 少し暗い切り通し抜け再び海岸に出て、由比ヶ浜沿いに行くとゴールの鎌倉海浜公園に12時15分ころに到着した。 今日は、天気も良く湘南の潮風を思いっきり感じ、湘南の風景を十分に満喫し、そして鎌倉の歴史に少しだけ触れたウオークでした。 |