連載


―  例会では元気パワーをもらっています  ―
黒江 輝雄
 例会に参加して、集まって来る皆さん方の元気な姿を見るだけで、何か元気の素が湧いてくるような気がします。
 たとえは適切ではないかも知れませんが、競馬場でスタート直前の血気にはやっている出走馬を思い浮かべます。(失礼)
決められた集合時間よりも少なくとも30分前にはすでに何人かの方が集まって来ています。役員の到着を今か今かと待っているような状態をときには見かけます。(かくいう私も早く来たことがありますが・・・・)
 役員の挨拶・コース説明やストレッチ体操もそこそこに身体は自然と出発方向に移動しています。コースを回って途中の昼食時間にも、予定時間がまだまだたっぷりあるのに、早くスタートしないか、といわんばかりに身支度をすっかり整えてそわそわしている方々を見受けます。元気一杯でほほえましい光景です。

 ところで、ある日突然、例会の時に配られるコース案内の地図を渡されて、「お前一人でこのコ−スを歩いてみろ」といわれたとしたら、私の場合とても完歩できません。一人では不安ですし、なによりも、10kmや15kmをたった一人で歩き通せるだけの自信も克己心も忍耐力もありません。
ところが、例会で皆さん方と一緒に歩くと、不思議なことに、気がついてみると完歩できています。
歩き仲間の方々に知らず知らずのうちに元気パワーをもらっているからです。
これからも機会あるごとに、元気パワーをもらいながら例会に参加しようと思っています。