美しい日本の歩きたくなるみち500選

500選 完歩しました!

船渡川 輝夫
沖縄県知念岬にて 筆者
 日本ウオーキング協会公式認定『美しい日本の歩きたくなる道500選』(500選)の制定に伴い、2006年元旦にスタートして、4年3カ月をかけ、今年3月に長崎県B「雲仙・地獄歩道のみち」を最後に、全コースの完歩達成が認定されました。その感想などを述べます。
 2005年に、JWAの協会誌「ウオーキングライフ」やチラシなどで、500選が紹介されました。当時自分は、JML大会やツーデーマーチ等、全国の大会に参加していましたが、全国で500コースもあり、一生かけても出来ないと思い、興味がありませんでした。
 ところが年末の「鎌倉歴史探訪ウオーク・歩き納め」に参加したところ、記念品に公認パスポートの引換券を渡されました。パスポートの交換は、「元旦大江戸初歩き2006」でパスポートと東京A認定印を頂いたのが、500選の始まりとなりました。
 まだこの時点では、500選完歩などは考えもしませんでしたが、例会や大会の参加時に、神奈川県は完歩できそうと思い認定印を頂いていました。ところが2月よりJWA主催の四国八十八巡礼全ウオークに参加し、4月に52日間で、満願した時に、認定印が20コースと、なりました。この頃は、500選のことをスタッフの方に聞いても、「500選・・なんですか?」と、反対に訊かれる状況でした。そのような事で自分の認定数がトップクラスに入る事が判り、この頃より500選に火がつきました。

 この頃はKWAは1年間5コースで、2年間で、県内完了計画でしたので、関東地方の500選情報を集め、埼玉県が1年間で完了する事が判り、関東各県に参加する事にしました。 「ウオーキングライフ」誌のイベントスケジュールより、正確に情報を入手する為に、500選のコース名称から、県とコースを番号表示にすることを、JWAに変更提案をした事も良い思い出です。
 500選を歩いた感想。一言で言えば、日本には、美しい山、川、海が有り、毎日が感動・感動の繰り返しであったこと、そして全国の歩友や、各ウオーキング団体の役員の方々に、親切に案内をして頂いた事です。

  100コース完歩  2006年12月  200コース完歩  2007年10月 
  300コース完歩  2008年 7月  400コース完歩  2009年 6月 
  500コース完歩  2010年 3月  と、歩き続けました。


 色々なコースがありましたが、兵庫県の一番低い山(19m)「唐船山」の登山証明証を頂いたり、山形県の羽黒山山道2446段の石段踏破認定証を頂きました。また岩手県のカッパが出る川では、「カッパ捕獲許可書」を観光協会で、発行していました。
 最後に私のお願いですが・・全国の500選ファンが、神奈川県を全員完歩できるように、土・日に続けて500選を計画した戴きたいのですが。例えばツーデーマーチの前日(金)は13時集合。後日(月)は、午前中解散の500選を計画したり、1日に2コースにしたり、年間計画を工夫して頂くと、神奈川県への参加者がもっと増えると思うのですが。