犬も歩けば(1)
たのしい作品

八柳修之
鎌倉駅東西地下道 横山隆一画
R鎌倉駅東口と西口をつなぐ地下道、壁面を利用したギャラリーがあります。横山隆一画伯が描いた陶板画、「鎌倉カーニバル」を描いたものです。鎌倉カーニバルはかつて鎌倉名物の仮想行列でした。よく見ると、フクちゃんが描かれています。どこにあるか分りますか。下の列にありますよ。市役所前のスターバーは元横山画伯宅があった所、フクちゃんの漫画が掲げられています。
藤沢駅南北地下道
下道といえば、かつては暗い、落書きがある、キタナイというイメージがありました。
藤沢駅北口と南口をつなぐ地下道は、平成19年11月、市内7中学校の生徒たちによって描かれた明るく楽しい絵があります。「花があふれ、鳥が飛び交い にぎわいのある明るいまち藤沢」とありました。

下の左側の写真は、鎌倉笛田公園へ上っていく途中の個人のお宅の塀にあった東海道五十三次のタイル絵です。鎌倉協会のふれあいウォークはバーチャル東海道五十三次になっています。ウォーカーの皆さん、どこまで行ったのか眺めながら歩いているのでしょうか。

右側の絵は、江東区、田河水泡のらくろミニ美術館へ行く途中、偶然に見かけたピカソのゲルニカそのものです。なぜ、ここにゲルニカなのか分りません。この辺り、東京大空襲で焼け野原になった所ですので、無言の抵抗なのかもしれません。
東海道五十三次タイル画 鎌倉市笛田 下町(江東区)のゲルニカ